トヨタ ル・マン連覇!

今年のル・マンは昨年と同じく、メーカー系のワークスチームはトヨタのみで、ある種の興醒め感は否めません。
ジャガー・ポルシェ・フェラーリ・アウディ・ルノーなどの名門のワークスチームがいてこそのル・マンであり、その中で戦ってこその栄誉だと思います。

とはいっても、やはり24時間も全力で走るこのレースは、スプリントレースの24時間版と言えるほど、マシンには強度なストレスがかかり続けますので、如何にライバル不在とは言っても、己との戦いが大きなウエイトを占めています。

小林可夢偉らが乗る7号車は、最初から23時間もの間トップグループにいて、最後の方はもはや万全と言えるほどのリードを二位のトヨタ8号車に付けていたにもかかわらず、パンクでピットインし、さらにはその時の作業でセンサーの付け間違いという人為ミスで、再びパンクチャーの表示が出され、結局、2位に甘んじてしまうというチーム内でのドラマが有りました。

ともあれ、歴史となってしまえば、レースの状況は時の彼方に置き去られ、ル・マンの勝者は2018年・2019年ともトヨタであったと記録され、後世に語り継がれることになります。
やはり、一番でなければダメなんですよ。

かつて、ポルシェが宙を舞うショッキングなシーンや、シルクカットジャガーが編隊を組んで1-2-3位を独占するなどした時代は、レシプロエンジンオンリーでしたが、今や、ハイブリッドが当然の時代になってしまいました。
そして、民間に普通に販売されている電気自動車が、平気で600Kmの航続距離を得た今、数年先には、素早くバッテリー交換が可能と仮定したら、電気自動車がル・マンに出場することも夢ではなくなります。

過去のル・マン24時間レースでの最長走行距離の記録である5,400Kmですから、バッテリー交換は10回程度で済むことになります。
電気自動車は、ガソリンエンジン車と比べて、部品点数が格段に少なく、かつ、可動部分も大幅に減っていますので、レースでの耐久性を一度クリアーさえすれば、後の開発は比較的容易にまねができるそうですので、競争は激烈を究めることでしょう。

でも、それが面白いかといえば、さにあらずですね。
F-1のEV版レースが開催されていますが、少しも面白くないですから。
さて、これからのル・マンは、どんな変貌を遂げるのでしょうか。


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