月刊誌が休刊

贔屓にしていた月刊の雑誌が、突然休刊になってしまいました。ぱっと見、書店の雑誌コーナーは様々な表紙が書棚を飾っています。
でも、意外に月刊誌が減ってきていることに気が付いていませんでした。そして、書棚を飾っているのは、その月刊誌が結局廃刊になった代わりに、今までの蓄積をせめてもの形を取らせるということで、ムック本の形で出版しているものが多くなっていることに気が付きました。

そこまで、売れていなかったのかと思う反面、そういえば贔屓にしていたはずの自分が、実はその本を久しく買っていないことにも………。
そして、今日さらに驚いたのは、日本全国の公募を集めた雑誌が、近々に季刊になるというものでした。
本屋のご主人にそのことをお聞きしたら、逆に「そんなお知らせ載っていたのか」と尋ねられてしまいました。

これは、ネットで情報をつまみ食いすることが習慣化してきてしまい、本を買ってまで情報を集めなくても良いといった風潮が色濃く反映された結果です。どうも、今の時代は、軽薄短小が浸透しすぎてしまい、若者とかお年寄りといった世代分けの範疇に収まらない、上辺だけの情報を見て満足する人種が増えすぎたのが、こういった出版事情に反映しているのでしょう。

小金が手に入ったら、自分の趣味に特化した偏った本屋をやってみたいと思っていましたが、この分だと、本の出版傾向自体がすべてのジャンルを網羅することが困難になってしまい、出版の枠自体が大幅に狭まってしまう結果、図らずも偏り傾向が強い雑誌出版に移行してしまうような気がしてきました。

この風潮は当分続くのかもしれませんが、トレンドなんて意外にあっさりと向きを変えることが頻繁に起きています。基幹産業の育成を怠ってきたツケなんて政府を叩く論調は何時でも新聞やテレビの扱いやすいネタですが、ではそのメディア自体が芸術面に目を向けているかと言えばそんな面はとても薄いものがあり、目先のニュースの後追い分析企画が横行しています。

この流れの向きが有る日ふっと変わると、意外に出版業界が息を吹き返すことだってあるかもしれません。1億3千万人もいると、いったん広がりだした潮流が、どういったメカニズムで変化するのか、誰にも予測できませんからね。

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