季節の長さの物差し

「今年の春は………」「去年の夏は………」なんて会話をサラッとしていますが、季節感てどんなところで感じていますか。
春はもうこれは誰もが「さくら」でと思いきや、人によって様々なんですね。春は白い花から始まります。コブシの花はかなり大きな木に囲まれた林の中でも、まだ葉が出ていませんから、よく目立ちます。そして、タンポポ・つくし。
そして、梅の花が咲きさくらを過ぎてももやアンズななどなど。

で、そんなことを考えていたら、今年の秋って意外に秋らしい季節を感じていないことに気付きました。その理由は、ズバリ虫の声です。
夕方から夜にかけて甘美な転がすような声と言われる「邯鄲(カンタン)」や、盛夏を過ぎたなぁと感じるクツワムシの派手な大声、ジ~~~~ジ~~~~と、地面のあちらこちらから聞こえてくるオケラ(本当はケラ)、ご存知コオロギの声。
これらの虫たちの声を聴いた時間の長さが、体感的に季節の長さに連動するように感じています。

夏日だ真夏日だと言っている時には、多少コオロギの声も聞こえていましたが、最高気温が20度を切ってしまうような気候になると、虫たちの声は、ほとんど聞くことが有りません。それで、今年の秋は短かかったと思ってしまうんでしょうね。

温暖化が進むと、季節が極端になると言われています。実際、結構激しい気候になっていますね。そんなもとで生きていく虫たちに取って、今の日本って住みやすいんでしょうか。・・・なんて感傷に浸れるのは、都会や近郊住宅地に住む人たちの勝手な感想なんです。
鉄道の主要駅の周りだけ見れば、季節感どころか、普段は画面を通してみるのならば、通年で同じものしか見ていない気になりますが、郊外の年都市ならば、車でほんの数分走るだけで、田んぼや畑の景色に出会うことは容易です。

中央線で立川を過ぎると、多摩川や浅川を渡ります。すると、もう耕作地が至る所に点在している様子が見て取れますし、田園都市線なども、日産スタジアムがある小机あたりでも、畑が沢山あって、農作物はここから都市に供給されているのかと、思います。
こういった場所の近くで暮らしていたら、季節の移り変わりをもっと敏感に感じ取れるのでしょうが、そこの土地の人たちの物差しもまた、その土地ならではの季節感という物差しを持っているようです。

さて、肝心の虫たちって、どんな物差しを持っているのでしょうか。

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