Bluetooth®(ブルートゥース)

パソコンLANが当たり前の存在になっている昨今ですが、電車の中でヘッドホンをかけている人を見ていると、何やら青い光が点滅している場面に遭遇することが大変に多くなりました。ヘッドホンにコードが付いている場合は、だいたいにおいてその青い点滅はノイズキャンセリング機能を働かせているときの目印です。

では、コードが無いヘッドホン、つまり、ワイヤレスヘッドホンの青い光は何でしょう。これは、ほぼ間違いなくブルートゥース機器間の信号を授受している機能が働いている目印です。ブルートゥースはNFC通信の一種です。ところで、NFCって何?でしょうか。電波や光などを使ってデータをやり取りする無線通信のうち、通信距離が数十メートル内のものを一般に近距離無線通信(=Near Field Communication)と呼んでいます。

電波は、いまやいろいろな用途別に周波数帯と信号強度を細かく規定して、多岐にわたって世の中の利便性を増す仕組みに組み込まれています。その中の一つの規定が、ブルートゥースです。エリクソン、インテル、IBM、ノキア、東芝の5社によって制定された規格です。2.4GHz帯を使用してPC等のマウス、キーボード、PHS、スマートフォン、タブレットの低速度のデジタル情報の無線通信を行う用途に使われるとされています。

しかし、実際の規格はこんなにも細かく!と思える程、微にいり細にわたっています。興味のある人は検索してみてください。カタカナ語や細かい規格に弱い人は、見たくないと思ってしまうほどの細かさです。

ここで、注意することがあります。音声を飛ばす機能は、コードの制約を取り払い、行動の自由を与えてくれる半面、ワイヤレスヘッドホンやイヤホンのあの小さな、しかも、弱い電源で受信してアナログ変換して、ヘッドホンの駆動まで賄っていますから、当然その分までカバーする機材は、電力消費を気にして、いわばチビチビと使うことを前提に設計されています。

結果、残念ながら雄大なオーケストラやパルジブなドラムス・トランペットの音などの再生では、迫力に欠けることになります。自由度を取るか、良い音を取るかが、いつも問われるのがワイヤレスの宿命なのです。「何言ってんの、今のワイヤレスは迫力あるよ!」という人は必ずいますが、それは本当の雄大さを知らないからです。好き嫌いは別にして、一度有名な交響楽団のクラシック演奏を、ホールで生で体験してみてください。それで、差に気が付かなければそれはそれでよし、気が付いたら、ワイヤレスの限界を知った上で使用すればよいだけのことです。

何しろ、いろいろ言う前に、生のオーケストラを聞いてみてください。ダイナミックレンジの本当の意味を理解できるでしょう。


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント