オーバーラン

台風15号が過ぎた後も、各地で様々な被害の対応に追われる中、少なくとも9日だけで、JRの2件のオーバーランが有りました。
一つは横浜線町田駅始発の東神奈川行き電車です。電車のやりくりや乗客の集中などで、ダイヤが乱れていた時間帯のことです。
町田駅を出発して、それなりのスピードが乗って、次の成瀬駅に向かって快調に走っていましたが、突然緊急ブレーキがかかり、注意を促す自動放送も流れました。

成瀬駅のホームをかなり行き過ぎたところで、電車は止まりました。私が乗っていたのは、8両中、前から5番目。その止まっている場所にホームはありません。ということは、少なくとも正常な停止位置よりも100m以上行き過ぎていることになります。問題はその後です。通常オーバーランがあると、車掌が運転台のスイッチを操作して、ゆっくり後退し、所定の位置に列車を収めることになっていますが、なかなか動きません。

今日の車掌は女性でしたが、女性であろうと男性であろうと、車掌の教習課程を経て技量の認定を受けたものが車掌になっているのですから、後方接近列車が無いことを確認さえすれば、車両の後退操作は車掌であればだれでもできるはずなのですが、少なくとも15分以上その場で車掌と運転手やホーム係員・運転指令とやりあっていたのでしょうか。詳しくは分かりませんが、何しろ動きませんでした。

ま、そんなこんなで成瀬駅の所定位置に列車は収まりました。そして、発車したら、何と車輪がとても盛大に音を出すようになってしまっていました。そう、緊急停止時に車輪が線路を滑走してしまうとできてしまうフラットスポットが、この車両にも発生してしまったのです。
これは、低速時には乗り心地の悪化につながり、速度が速くなると今度は盛大なゴトゴト音が鳴り響きます。

こんなことが有ったよと会社に着いて話したら、常磐線を利用している男性から、「今日、ウチの方でもあったよ。」なんと、このケースは行き過ぎが激しすぎてホームに戻ると踏切を逆走しなければならないために、保安上の観点からそれが出来ないとのことで、肝心の行き過ぎた駅に戻ることなく発車して、次の駅に向かったのだそうです。下車予定の客と乗車予定の客にとっては、噴飯物の出来事ですね。

でも、考えてみてください。現在、常磐線で使用している車両531系は、15両での編成重量はかるく500トンを超します。それに乗客の重みが加わるのですから、それを規定の位置に停車させるのはかなり難しいことのようです。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント