高齢者と自動車

ここのところ、連日、80歳代の高齢者ドライバーが引き起こした激しい交通事故のニュースが流れています。
その中に、足腰が弱って歩けないので車を使っているというケースが、かなりの率を占めています。
しかも、やたら目に付くのが、プリウスです。

プリウスが悪い車というわけではないのですが、判断力の鈍った方には、ハイブリッド車は危険です。
なぜなら、発進の瞬間は、必ずバッテリー走行から始まるからなんですね。
この意味がお分かりになるでしょうか。

そう、EV車両と全く同じ状況で発進しますので、一瞬にしてその車の持つ最大トルクがタイヤにかかります。
アクセルをじわっと踏んで発進することが、筋肉の弱った方にはできにくくなっています。筋肉量が少ないと、どうしても踏力の加減がアナログ的ではなくなってしまい、急激に踏み込むか弱弱しく踏み込むかのどちらかになりがちです。

急激に踏み込んでしまった場合、ほぼ最大トルクでの発進ですから、場合によってはタイヤからスキール音を出すような事態を招きます。この時、車は猛ダッシュがかかりますから、運転している側から見れば、驚きの事態になっています。パニックです!

おそらく最近の事故のかなりを、このパニックになった状態での発進と絡んでいるような気がします。
昨日、国土交通省からのコメントで、発進トルクをマイルドにという趣旨の発言が有りましたが、まことに至言です。すぐにでも、対策を実行に移してください。
特に、冒頭に書いたような体が弱ったがために、車を使う層を最優先して、改修して欲しいと思います。

もっとも、その前に、免許の返上を促す代わりに、移動の利便性を高めるサービスを充実させることも、喫緊の課題です。ねぇ~、安倍さん!喫緊ですよ!
80歳になってから交通刑務所に収監なんて、人生の最後に絶対にあってはならないことです。
周囲の方々も対岸の火事のような対応ではなく、真剣にお年寄りと向き合うことが、最急務と意識して実行することをお勧めします。

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