F-4ファントム退役

1958年の初飛行から、今年でもう61年目を迎えるマグダネルダグラスF-4ファントム。今は、合併してボーイングF-4ですが、しっくりきませんね~。日本でも採用されてすでに40年の歳月が流れました。
人間で言えば、もう還暦を過ぎた機種です。

元々は米海軍の要請で開発された機体でしたが、当時,そのあまりの高性能ぶりに、米空軍がF-110として正式採用したという機体でもあります。いわばセンチュリーシリーズのトリを務めたことになるのですが、その後1962年に3軍統一の機体命名法が施行され、結局、F-4Cとして空軍では運用されました。、F-4ファントムとして韓国、イスラエル、イラン、エジプト、トルコ、イギリス、ドイツ、ギリシャ、スペイン等々に続々と採用され、稀に見るヒット作となりました。

そのファントムの最後の現役運用についているのが、日本の航空自衛隊基地である百里基地に配備されています。しかし、この部隊も来年には編成替えになり、ファントムは現役から退き、最新鋭のF-35の部隊に置き換わることになっています。

そのため、今年の航空祭は日本人のみならず、海外からも最後の雄姿をカメラに収めようと、多くの観客が集まったとのことです。総生産数が5200機を超えており、まさにベストセラーの名を欲しいままにした軍用機です。西側の軍用機で、これ以降5200機を超えて生産されている機種は今のところありません。

生産機数の多さで次に来るのが、米軍の経費削減と航空戦力の維持を目的に、バランスを取った軍用機発注を行うという発想のもとに開発された(これを,Hi-Lo MIXと呼ぶ)高価なF-15と比較的安価なF-16のうち、後者のF-16です。
現在まだ生産は続いており、4500機を若干上回る規模に膨らんでいます。

ちなみに、ファントムはアクロバットチームで名高いブルーエンジェルスとサンダーバーズ両チームで、同一の機体を採用したことでも、稀有な存在です。
元々は艦上戦闘機として設計されたため、着艦時の大きな衝撃に耐えられるように幅広の主車輪間隔と頑丈な降着装置により、タフな機体となりました。そのため、艦上爆撃機としての任務が遂行できるような機体仕様も生産されています。

後世に語り継がれる名機と言ってよいと思いますね。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック