東野圭吾と宮部みゆき

東野圭吾と宮部みゆき、この二人は、今間違いなくベストセラーを連発できる作家であることは万人が認めるところです。
東野圭吾に関しては、物理・化学・軍事・医療などの広範な知識にまず圧倒されます。
また、ストーリーの運び方も、奇を衒った構成をとっていても、割と平易な言葉遣いのためか、あまり抵抗なく読めてしまいます。

他方、宮部みゆきは、あのルックスからはちょっと想像もつかないようなきつい内容の展開が、作品に込められています。かなり残酷なシーンも、さらっと書きあげていて、この人は犯罪や暴力に無縁であるはずなのに、なぜこんなに暗いストーリーが書けるのだろうと思ってしまいます。

宮部みゆきに特徴的なのは、発表した作品群に共通の人物が登場してくることでしょう。
そのため、これ面白いと思った作品を読んでいるときに、あれっ、この登場人物は目の作品ではどんな形で出ていたんだっけと疑問を持つことが多いのですが、これは、以前発表した作品を、新たな購買層が購入するきっかけとしては十分な動機づけになっています。

なかなかしたたかな作家だとは思いませんか。特に時代小説では、その特徴が色濃く現れていますね。

活字離れが云々されていますが、良い作品に出合えば、きっと今度は勝つ(カツ)中毒になってしまっているかもしれませんよ。

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