石蹴り

学校への通路は、すべて舗装されていましたか。私の通ってい
た学校は、小学校・中学校・高校とも、いかにも金のかかってい
ない、簡単な舗装道路でした。そのため、道の端のほうは草が
勝手に生えるのはうってつけ?の環境を提供していました。

そこには、石ころがゴロゴロあり、石けりなんて考えなくても、自
然に蹴っていることがしばしばでした。しかし、今ははどこもきれ
いに舗装されていて、蹴ろうと思う石が見当たりません。それくら
い町が整備されたのだと、長い年月のスパンで考えると、その変
化をはっきりと捉えることができますね。

しかし、目先のことに追われて生活していると、意外にそんな些
末なことには目がいかないのが「普通の生活」をしているものの
意識レベルです。ところが、そういった部分に常に気を配ってい
るのが、詩人や俳人でしょう。彼らは四季の移ろいについて、非
常に敏感です。常に移り行く気配までも感じ取り、言語化する作
業に没頭しているのですね。

ただ、それは無為の行為に近いところもあります。なぜなら、この
行為自体を無視する群衆や「識者」と呼ばれる偏った意識の持ち
主たちの存在が、マスメディアにおいて発するある種敵対的発言
の攻撃の対象になっているからです。「生産性の欠如」と決めつ
けてしまうことです。

でも、そんな輩も、自分の後ろ盾を失って、孤立無援になった瞬間
に、石蹴りの存在に気が付くのです。

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