サンダーバード復活に思う事-その二

高層ビルや航空機の離着陸回数の激増によるテレビへの障害
を取り除くのは、非常の難しい問題でした。空中を飛ぶ電波を
遮る物体として、高層マンションの問題は深刻でした。高層マン
ションの林立は、マンション群が大きな電波障壁となって、電波
の発信アンテナがマンションによって見通せなくなった時点で、
テレビはほぼ映らなくなってしまいます。

そのため、大規模開発の際には、日照権も含めて、そのマンシ
ョンの施行に関係する人たちは、事前の調査が必須となり、問
題ありとなった場合は、その解決策に頭を痛めることになりまし
た。そういった時代を背景に有線テレビが普及し始めました。

基地局から自分の家まではケーブルで直接つながるのですか
ら、難視聴の問題はクリアーするのは当然と思われていますが、
そう簡単ではありません。基地局の受信環境が悪化すると、契
約している全所帯の画像が影響を受けてしまうのです。特に雪
の日のように電波を弱める要因が空中に存在した時は、最悪で
す。何も映らないわけではないのですが、画面全体に者がかか
ったようにボ~っと霞む感じになってしまい、霧の向こうはどうな
ってるの?的画像が映し出されるのです。

そんなこんなの紆余曲折を経て、デジタルテレビの時代がやって
きたのです。デジタルも信号が弱ければどうしようも有りませんが、
そこはアナログと違って、或る程度の情報さえ来ていれば強力な
誤り訂正機能によって、元に極めて近い画像をテレビ側で再構築
してくれますから、汚い映像は見ることが無くなりました。


そして、それを当たり前に思う世代が今ドンドンと増えてきている
わけです。ものの価値観が変わる筈ですねぇ。サンダーバードの
復活版を見たことをメインに書こうとしたら、何のことはないテレビ
の歴史をひも解いてしまいました。

ま、このブログの読者にはお馴染みのことですが…

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