サンダーバード復活に思う事-その一

懐かしの人形劇、あのサンダーバードが、装いも新たに再登場
しましたね。この放送を見た人の反応は様々です。前より画面が
綺麗なので………物足りないと思っている人も多いようですね。
最初のシリーズを放送したころは、難視聴区域が多く、人形では
なく人間が実際に演じていると思っていた人が少なくありません
でした。

当時の電波事情を知らない人達にとっては、今の画像は綺麗す
ぎるとは思わず、普通と考えるでしょう。けれども、考えてみて下
さい。やっとカラーテレビが出始めたころの日本のテレビ視聴ス
タイルは、外部アンテナを立てるなんてことは無かったのが普通
でした。

漫画的に言えば、テレビの上に大きなリボンが乗っている図を思
い浮かべてみて下さい。チャンネルによっては映りが悪く、アンテ
ナの向きを変えてみたり、時にはアンテナを倒してみたりと、今で
はまず見ることのない冗談のような光景が日常だったのです。

やがて、高層ビルが建ち始めると、ビルの反射する電波の影響が
出始めました。本当の画像のとなりに、影のような映像が寄り添う
のですから、画面は見づらいし汚いし………ゴーストと呼ばれる現
象です。更には、航空機の問題が浮上してきました。空港への進
入路に当たる地域では、航空機が通過するたびに、電波が弱めら
れたリ、強められたりの繰り返しのために、色がどぎつく濃くなった
かと思うと、急に薄くなってモノクロになってしまう瞬間が有ったりと、
とても快適な状況とは言えなくなってきてしまいました。

続く

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