映画の色調
子供の頃、映画館でチャンバラモノを見るのがとても嫌でした。
なんで嫌だったのかは、子供の頃は分かりませんでしたが、要
は生理的に受け付けなかったんですね。で、その原因が実は色
調にあったことに気が付いたのは、かなり年を食ってからでした。
色調と一口に言っても、なかなか他人に伝えるのは難しいもの
なのですが、要因別に整理してみると、かなりはっきりと好き嫌
いの尺度が見えてきました。結局、自分の場合は、暗い・濁り・
テカる・ざらつく・偏りが大きな要素を占めていたことが分かりま
した。
また、シーン別に見ても、火災の炎の色が赤だけでくなく油火災
のように黒いすすが多く混じっていると、もう体が受け付けません。
また、気持ちが安らぐと言われている緑色でも、暗く濁りが有りざ
らついていたら、もう我慢できなかったのです。
典型的なのは、ターザンモノでした。砂漠のシーンで、逃げる男
たちが載っている車で、離陸せんとする時に接触して墜落、損
場で火を噴くと言った常套的な場面展開では、もう定番となって
いたかのごとく、目を閉じる反応が起きています。
これだけはっきりと原因がつかめた後は、意外にもそういったシ
ーンが有っても大丈夫になってきて、あのタワーリングインフェル
ノを初めて見たときも、別に気にもせずに全編見続けていられた
のですから、人間の心理状態って不思議な性質を持っているん
ですね。
なんで嫌だったのかは、子供の頃は分かりませんでしたが、要
は生理的に受け付けなかったんですね。で、その原因が実は色
調にあったことに気が付いたのは、かなり年を食ってからでした。
色調と一口に言っても、なかなか他人に伝えるのは難しいもの
なのですが、要因別に整理してみると、かなりはっきりと好き嫌
いの尺度が見えてきました。結局、自分の場合は、暗い・濁り・
テカる・ざらつく・偏りが大きな要素を占めていたことが分かりま
した。
また、シーン別に見ても、火災の炎の色が赤だけでくなく油火災
のように黒いすすが多く混じっていると、もう体が受け付けません。
また、気持ちが安らぐと言われている緑色でも、暗く濁りが有りざ
らついていたら、もう我慢できなかったのです。
典型的なのは、ターザンモノでした。砂漠のシーンで、逃げる男
たちが載っている車で、離陸せんとする時に接触して墜落、損
場で火を噴くと言った常套的な場面展開では、もう定番となって
いたかのごとく、目を閉じる反応が起きています。
これだけはっきりと原因がつかめた後は、意外にもそういったシ
ーンが有っても大丈夫になってきて、あのタワーリングインフェル
ノを初めて見たときも、別に気にもせずに全編見続けていられた
のですから、人間の心理状態って不思議な性質を持っているん
ですね。
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