東洋経済「鉄道」完全解明2015

東洋経済「鉄道」完全解明 は、鉄道に拘った雑誌をも凌駕する
ほどの濃い内容の鉄道記事が満載されています。と、いったの
は、去年の話。今年のこの臨時増刊は、もの凄く期待はずれでし
た。というのも、昨年の10月14日号の記事が流用され、しかも
なんの注釈も無いのです。もともと週刊東洋経済からの抜粋記
事で、鉄道物を改めて集めたのが、臨時増刊になっているとす
れば、これは、ゴルゴ13の別冊のようなものでしょう。

しかし、社会情勢が激変する中、ホリエンモンの言いたい放題の
少しばかり的がずれているようなエッセイを再録してあり、それで
いて少しだけ体裁をいじっているんです。この少しだけ体裁をいじ
っている点が、今回の臨時増刊の一番嫌らしい所に思えます。
むしろ、記事を抄録の形で掲載すべきなのでは………と思った
次第。

新幹線車内清掃で有名になった「JR東日本テクノハートTESSE
I」・保線工事の双葉鉄道工業・ドイツ・ベルリンで開催された鉄道
見本市「イノトランス」などなど、ほとんどそのまま掲載されている
のは、かなりびっくりです。同じ記事を再度掲載して、鉄道ごとの
収支を加える手法でできた『臨時増刊』のなんと空しい存在感。

やはり最新の社会情勢を加味して、記事の一部加除と、使用して
いる写真の差し替えを行うなどして、記事のブラッシュアップが施
されているならば、こうまで興醒めはしなかったと思います。雑誌
作りに何が必要かと言えば、それは情報鮮度に止めを刺します。
「そんなことは、100も承知!」の筈の老舗の経済週刊誌とも思え
ぬこの為体は、誠に以って情けないの一語に付きます。

経済週刊誌を標榜するのなら、もっと鮮度を上げた取材記事で埋
め尽くした「臨時増刊」の発刊を望みます。

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