僕らの音楽

フジテレビにしてはしっとり系の番組です。先週と今週の二週連続で、
グループ結成20周年を迎えたMr.Childrenの特集でしたが、この中
でやっぱりと思ったことが有ります。

少し前のこのブログで、最近のMr.Childrenのコンサートには、すこし
足らないものが有ると書きました。
それは、バッキングの音の分厚さです。サイドギターやパーカッション
ホーンセクション・ストリングスです。

彼ら位の実力が有れば、メンバー集めには事欠かないでしょうから、
一流どころを揃えての豪華なバックミュージシャンが盛り上げる舞台を
作っても良いのではない等と思ってしまいます。

それが、今日の僕らの音楽で証明されました。
スタジオ録音にしてはやや多いと思えるほどのストリングスが、かなり
抑え目な音量でミックスされていましたが、やはり人数から来るボリュ
ーム感は電子楽器の小賢しい音とは一線を画す存在感を示してくれま
した。

以前のことですが、かのビートルズの名曲である「イエスタディ」を、初め
てストリングス編曲で聞いた時には、曲の味わいが迸り出て、素晴らし
いと感激したことが有ります。
私自身は、ビートルズのオリジナル歌唱は、あまり好きではありません。
しかし、メロディーやコード進行には、独特の美しさが隠されていて、それ
を引き出すアレンジャーの手腕に注目していた時期が有ります。

そんな下地の上で、今晩のMr.Childrenの編曲は、バイオリンのベース
と彼らの演奏が心地良く溶け合っていて、これは良いと思わせるサムシン
グが横溢していたように思えます。

積極的な音楽に対する姿勢を、彼らには期待せずにはいられません。

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