MIU404 綾野剛が良い味

綾野剛という俳優について、勝手にファンをさせていただきます。

最初に注目したのは、2013年のTBS系日曜劇場「空飛ぶ広報室」での自衛隊の広報マン役。
次に気になった作品は、2018年の真山仁の経済小説を取り上げたテレビ朝日系「ハゲタカ」でのファンド創始者役。
そして、いま放映中のTBS系「MIU404」の機動捜査隊での刑事役。

空飛ぶ広報室では、ブルーインパルスのパイロットとしての未来が決まっていたのにも拘らず、交通事故に遭って膝の半月板損傷を負ってしまい、………という悲劇を持つ役どころ。
走るシーンでは、片方の足を引きずる演技が出色で、「この足が、この足が…」と、コブシで膝を何度も殴りつけるシーンは記憶にしっかりと残っています。

ハゲタカでは、冷徹と言われているファンドのマネージャーとして辣腕をふるう様が、完全になり切っていて、感心しました。
富士の「ふもっとっぱら」という再三ロケが行われる有名な場所が有りますが、広大な草原に何も人工物が写りこまない正にロケ用の場所で、頭上に広がる青空に対峙するように立つその均整の取れた凛とした姿に、思わず惚れ込みました。
時に出すドスの利いた声も、なかなか。

対して、現在放送中のMIU404では、がらりと変わった役で、いわゆるチャラ男を演じています。
無口で黙っていても、見つめるだけで画になっていた男が、今度は軽い言葉で相手をほんろうするかのような刺激的な指摘を連発、ただ、しんみりとしたシーンではめいっぱいトーンを落として、別の魅力を醸し出しています。
この番組では、やたら走るシーンが多くなっていますが、それもそのはず彼は、中学・高校と陸上部に在籍して、5000m15分41秒00の自己記録を持っています。この記録は、今の高校生の記録でもかなり良いものですので、走りが様になっているのは、納得ですね。

というように、綾野剛には引出しが沢山あって、作品によって多用する引出しが異なっているのでしょう。彼の才能をいっぺんに引き出すのは、かなり難しいようですね。

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