ワードの読み上げ機能

視覚障害者向けの機能という意味合いが強いワードの「読み上げ機能」ですが、最近、気まぐれで使ってみて、新しい発見が有りました。
この機能、時々漢字の読み方を間違えます。厳密に言えば、間違いではなくいくつかある読みの選択を誤っているといったほうが適確です。
ともすれば、平板極まる読み上げ機能ですが、それだけに読み上げる文章の少しの送り仮名に対しても、当然のことながら間違えたまま読み上げます。

すると自分の書いた文章であってもその間違いの個所に来ると、客観的に「間違っている!」ことに気付きます。
これが、新しい発見なのです。文章は書きあげたら、少しほったらかしておき、しばらくしてから読んでみると、間違いに気付くと言われています。それは、書いたばかりの時は、記憶として文章がくっきりと残っているので、舞いたがった入力部分でも、自分の記憶で自然と修正してしまっているので、間違いに気付かないのです。

そのため、わざと記憶を薄くするために間を置くのですが、それでもやはり自分の書いた文章ですから、他人に読んで貰うよりは間違いに気付かないことが往々にして起こり得ます。ところが、ワードの非人間的な読み上げ機能ならば、間の取り方など一切考慮せずに読み上げ続けますから、不自然な個所はより不自然さが強調されます。

こうして、自分で目で追うだけより、高いレートで修正箇所を見つけやすくなるという寸法です。
これを使いだしたら、結構面白くて、はまってしまいました。何より自分の文章を誰かに朗読してもらうことなんてそうそう有ることでは無いからです。

昨晩のこと、以前から、折を見ては書き続けてきたちょっと物議を醸しだすような内容の原稿用紙にして約150枚ほどの文章を読み上げさせてみました。かなり以前の作品なので、勿論アラも目立ちますが、当時の自分がどんなことを考えながら書いていたのかを、シーンとして蘇らすことに成功しました。そう、私個人の過去に戻ったのです。

さらにもう一つの効用も見つけました?そう、つまらないようだと、読み上げを聞きながら寝てしまうことです。ヤレヤレ!?

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