飛べないブルーインパルス

2019年4月22日に発生したT-4練習機のエンジンの振動による飛行停止は、ブルーインパルスでさえも避けることが出来ませんでした。
通常点検時の交換対象になっていないパーツが、機体の老朽化に伴い疲労して折損し、ブレードを吹き飛ばしてしまったのが、飛行停止の原因と発表されています。

T-4は延べ200機ほど運用についていますから、訓練中のパイロットの卵は勿論のこと、精鋭たちにとっても飛べないことによる技量の低下を止めることはできません。
まして、アクロバットチームが飛べないという深刻さは、世人の想像には思いもつかないほどだと推察します。

https://15313573.at.webry.info/201211/article_7.html
この記事は今から6年半も前に、機種の更新を提言したものです。
今回のようなことが明るみに出るということは、今後大改修しない限り運用の継続は難しいことを意味します。

国産の新練習機は今のところ案さえ浮上していないようですが、ここにきてアメリカでも長らく使用してきたT-38が老朽化しており、その後継としてボーイング社の次期超音速高等練習機「T-X」が、採用されたとニュースで知りました。

ここで驚いたのが、今は練習機レベルでも、国際共同開発が必要になってきていることです。
ボーイングでさえスェーデンのサーブ社と手を組んで、T-Xを提案してきたのです。
ここで気になるのが、「T-X」です。 T は、トレーナー=練習機、 X はまだ正式採用になる前の状態の記号です。

使用しているエンジンは、もう使い慣れたFA-18用のもので、このエンジンのスェーデン版がRM12と呼ばれ、サーブのJAS39グリペンに搭載されています。
こんな関係もあって、今回の共同開発となったのでしょう。

新型機開発の頻度が極端に落ちていますので、日本も早晩この機種を購入することになるでしょう。
はてさえ、どんでん返しは起きるでしょうか。


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