飲食店に最適なBGMって?

明るい照明の店内に小音量で流れるサックスのむせび泣くような調べ、カチャカチャと小さいけれど気になる音にかぶさるような、単音の無機質な旋律。どちらも昼下がりのとある定食屋のBGMです。
サックスがむせび泣くなら、照明を落としたカクテルバーと思いきや、全国制覇を狙う伸び盛りの定食屋チェーンの店内です。
何の面白みもない単音シンセの深みも揺らしもエコーさえも何もない曲が流れる天丼屋チェーンの店内です。

もう一つ特徴的なお店として、一年中秋の虫の声が流されている焼き魚専門チェーンもあります。
定食屋は、味と値段と雰囲気が常連客を定着させる条件です。この三番目の要素としてのBGMは、意外に軽視されています。
特に、単音のシンセの音は、無機質で聞いているうちに「止めてくれ」と叫びたくなるは大げさとしても、食事の場にはそぐわないですね。
こういったお店の店長の頭の中を見てみたいと思ってしまいますが………。

サックスを小音量で流すと、これは実は気になってしまうとどうしようもなく耳障りな存在に化けます。
では、何が定食屋に向いているのかと言えば、和食であれば演歌?イエイエ、歌謡曲です。演歌と歌謡曲の違が分からない?演歌はコブシ回しで聴衆を引き付けるもの、たいして、歌謡曲は覚えやすい旋律と少しマイナーがかった曲調。
洋食メインなら、意外やJ-POPが威力を発揮します。ついでに喫茶店はと言えば、スクリーンミュージックなんかが良いですね。

こんな大雑把は分類では、実は、その店の特徴を表すことが出来なくなっているのです。熟成しきったフォークソングの堰きに、流れ着いた心揺さぶる哀愁漂う日暮れ時なんて設定では、選曲のセンスが大きく問われることになってきます。
ここは無理をしないで、思いついた曲をシームレスに流していけば、自ずとそれがお店の代表料理になるかもしれませんが。
さて、おいしい話は、今日はここ迄・・・。

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