新世代スケートボーダー誕生

今回のオリンピックは自宅でって言われる前から、自宅で観戦している私ですが、今朝は偶然見たスケートボード競技に見入ってしまいました。日本人が、オリンピック採用新種目の初代チャンピオンになる瞬間に居合わせたからなんです。
スケートボーダーというと、少しイカレタ感じのあんちゃんのイメージが非常に強くて、あまり好きではありませんでしたが、今回優勝した堀米雄斗さんは、そんな部分は微塵もなくて、大技を決めてもクールなままでした。優勝が決まった瞬間は、流石に抱き合って喜びを表していましたが、表彰台に上った時はもう控えめな選手に戻っていました。

そして、その理由は夜のCX系の『Mr.サンデー』を見て、分かりました。
以前の取材の折に彼自身が語った言葉で、「スケートボードの悪い印象を払拭したい。」が、その原点だったのですね。
最初に書いたように、日本のストリートで見かけるボーダーもさることながら、スキーのハーフパイプの選手まで、刺青は当たり前で、耳・鼻・舌ピアスまでしているどう見ても普通ではない感じの若者像がそこには有りました。

この状況を何とか変えたいと、堀米選手は精進を重ね、今日の優勝を勝ち取ったわけですが、その瞬間に彼の願望はかなり深く一般人の心に刻まれたはずです。そして、品行方正な若者が勝ち得たスケートボードのサクセスストーリーは、今後の新しいスケートボード界に、変革の風を吹き込むことは間違いありません。

彼の情報を探していたら、年間に履き潰す靴の数が半端ではなくて、1足が1週間もたないそうなんです。ボードも激しく消耗してしまうので買い足しているそうなんですが、その競技には使えなくなったボードを、近所の子供にあげているんだそうです。
プロボーダーとなって、選手権等で優勝する以外にも、NEC/CASIO/SEIKO/NIKEなどの名だたる企業のスポンサードを受けていますから、金銭面では若くしてすでに充足された環境にありますが、その中にあって浮かれずにそうやって近所の子供達にも気を配っているところなどは、優等生そのものです。

こういったタイプの本物のボーダーが出現してくると、今までのさばっていたストリートボーダーは本人自身の意識の中での存在価値を急速に失っていきます。これぞ、ニューヒーロー誕生の最大の効能というべきでしょう。

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