北大路欣也の芸の力

福士蒼汰主演ドラマ『神様のカルテ』は、なかなか味の有るドラマです。少しばかり古風な話し方をする福士蒼汰演じる主人公の『栗原一止(くりはらいちと)』がなかなか微妙な設定になっています。しかも、あのテレビ東京が、2時間枠で四週連続放送というのですから、これはなかなか力の入った作品ということになると思います。

ここで「大狸」と呼ばれる役をあの北大路欣也が演じているのですが、前回の放映で病院草創期の牽引役を担ってきた片割れの「古狐」を演じるイッセー尾形が他界するシーンで、棺の中の古狐に向かって思い出を語りつつ感極まって、ついには号泣するのですが、その泣きっぷりが凄いんです。流石、大御所と言われるだけの貫録の演技でした。

極めて自然に号泣する、こんなことが出来る役者はそうはいないと思います。素晴らしい演技とは思いつつ、しかし、本当に泣いていると思えるだけの自然な振る舞いに、思わず引き込まれてしまいました。しかも、カメラが引いて自身の映像が小さくなった時も、棺に覆いかぶさるような崩れた体型で覆いかぶさるようになおも体を震わせるなんて言うのは、もう迫力の一語で表現するしかない程です。

最近は、医者や刑事役で、途切れることなく出演している感の強い北大路欣也ですが、演技的に役柄が近いにもかかわらず、他局のものとは一線を画して演技をすることが可能な力は、称賛に値します。

主演の福士蒼汰は、きっと彼の演技をまじかで見ることが出来た幸せをかみしめているに違いないと思います。
その全力投球された演技を、2月22日に見させていただきました。撮影そのものは、すべて無事に終了しているそうなので、あとの2回を十口見たいと思います。

「ふり向けばテレ東」は、もはや「先に行かないでテレ東」になりつつあるようです。

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