飛行機の主翼を観察しましょう。

旅客機がまだプロペラ機だったころからジェット機になって大きく変わったところはどこかと言えば、飛行機の大きさ全体が大きくなって、100人程度の搭乗客が300~400人くらいはかるく乗せられるようになったことでしょう。
そしてエンジンの音質が当然変わって、その大きさもグイ~んと大きくなりました。

でも、飛行機が大きくなるにつれて大きくなるはずの翼が、意外や余り大きくなっていなんです。
あんなんで、何故空を飛べるのかと、飛んでいる写真だけ見ると不思議に思う方も多いのですが、じっと観察していると、離陸や着陸の時だけ、主翼が大きくなっているように見えるのですが、気が付きましたか。

今のジェット旅客機の主翼は実にいろいろな仕掛けが施してあるんです。
確かに主翼自体は細長いのですが、主翼の後ろの部分が切り離されたような感じで、後ろに伸びてくる様子を見た人なら、その様子を面白いと思ったかもしれませんが、これで主翼の面積がかなり大きくなって、低速の時でも大きな揚力(浮く力)を確保しているのです。

ところが、高速飛行中はこんなに大きな揚力を出すと、抵抗は増えるわ燃料はガンガン減るわでロクなことが有りませんので、すべて主翼と一体化して綺麗な曲線の翼にして。抵抗を最大限に減らしています。

さて、主翼から飛び出した部分の事と一般にフラップと呼びます。フラップは実は高速になるジェット機の発達に従って、様々な種類が開発されてきています。いまでは大きく分けても、5種類にフラップが分類分けされています。
・プレーンフラップ|Plain Flap
・スプリットフラップ|Split flap
・スロッテッドフラップ|Slotted flap
・ファウラーフラップ|Fowler flap
・スロッテッドファウラーフラップ|Slotted Fowler flap-ダブルスロッテッドファウラーフラップ・トリプルスロッテッドファウラーフラップ
詳しくは、ここでは述べきれませんが、これらのことを纏めて、高揚力装置と呼んでいます。

戦闘機になるともっと抵抗を減らす手法として、翼の前方にもフラップ付けて、高速飛行中の主翼面積を減らしています。これを前縁フラップと呼んでいます。
何しろ、飛行機は飛ぶための工夫の塊ですから、興味を持ったならあなたのしっかりと嵌ってしまかもしれませんね。

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