新聞宅配

昔は宅配と言ったら、新聞と牛乳と相場は決まっていました。特に、牛乳瓶がぶつかり合う「カチカチ」という音を、布団の中で聞くと「早起きしてるんだなぁ。」なんて思いながら、二度寝に入ったものです。
今や、牛乳宅配については、たまに専用の受け箱を見かけるくらいで、もしかして絶滅危惧種になってしまったの?

翻って、新聞はまだまだかなりの勢力を誇っています。ただ、読売と朝日だけが系列店を維持しているだけで、毎日や日経はどちらかの系列に委託して配達している状況です。私の住んでいるマンションでは、圧倒的に読売が多数派です。それは、月一回の新聞回収の日に如実に表れます。

以前は新聞配達と言えば、中学生・高校生の苦学生のイメージを色濃く引きずっていましたが、今はバイクでどんどんと配って行っていますね。
新聞少年を見ることはとんとなくなりました。それでも、新聞では奨学生を広報しているのですから、一定の数はまだいるのでしょう。

しかし、ネット配信がどんどんとニュースの領域を犯していますので、やがて新聞も宅配をやめる日が来るのかもしれません。
でも、個人的にはこのシステムは無くしてはいけないと思います。また、これだけ多くの文字を毎日配達してくれる媒体はそうは無いと思います。
そして、圧倒的な情報量の中から、気になったものだけを選んで読んでいき、たまたま目に入った記事にも目が行くと、あれっこんなことも有ったのかと、自分の興味の範囲以外の事でも、記憶に残すことが出来るのですから、素晴らしいと思いませんか。

私が高校生の頃は、折り込み広告は片面が主流で、裏は白紙でした。そこで、この広告の余ったものを、新聞配達のアルバイトをしていた同級生に頼んで、かなり大量に貰った記憶があります。そんなに大量の広告を何に使ったのかって?実は、小説を書くのに重宝していたのです。
そのころは、原稿用紙は2枚で1円で販売されていました。しかし、当時のお小遣いの水準では、自分の趣味の小説のために、売られている原稿用紙を使うなんて言う贅沢は許されませんでした。

その当時の折り込み広告は、最大でも新聞を二つ折りした状態の大きさでしたから、A3くらいのサイズ感でしたね。これに、目いっぱい小説を掛けな、それこそ一枚にかける文字数は、2000字くらい有ったように記憶しています。それを5枚くらいにまとめて、クラスの仲間に読んで貰えるのが楽しみでした。

新聞の宅配から、つい自分の中学生の頃の話を書いてしまいましたが、当時の庶民の暮らしぶりの一端が図らずも描かれることになってしまいました。皆さんの新聞についての、思い入れも聴いてみたいものですね。

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