あるストリートピアニスト

今年の5月くらいからよく見てるストリートピアノのユーチューブ画像ですが、たまたま1年前くらいにアップした同じ方の演奏を視聴しました。
驚いたことに、この方はもともとはクラシック畑でも、舞台に立つほどの腕前だったようなのですが、ストリートピアノとなるとクラシックに求められる静謐な演奏は場にそぐわないものです。

いきおい速弾きが求められ、加えて即興的アレンジも気分で入ってきます。
圧倒的な技術力が有ったとしても、頭の中に湧き出るイマジネーション通りには、指が動いてくれないのか、明らかにミスタッチと分かる音が、かなり頻繁に出てきます。しかも、慣れないために、和音が乱れて所謂汚い音も出てしまっています。

ところが、最近の画像では、そういった要素はかなり減ってきており、ストリートピアニストならではの資質も育てつつあることが分かるものになっています。
あのジャズピアニストにして、インプロビゼーションの質の良さで語られることの多かったチック・コリアの生演奏を聴いたことがありますが、その圧倒的なイマジネーションは、坪に嵌った時は素晴らしいものが有りましたが、どうにもならないときは聞いている方がつらくなるほどもがき苦しみました。

一流ピアニストにしてそうなのですから、セミプロであってもそれなりの苦労は有るのだと思います。
その証拠に、他のストリートピアノの映像は、音量の調節すら上手にできないものが多く、このジャンルにおいては玉石混交よりもっとレベルの低い藁の山の針状態であることは間違いありません。

ですから最近の映像でも、その他大勢よりは上手ではありますが、まだまだ演奏の質は雑音が混じっている面で、及第点を付けることは難しいと思います。以下に速弾きが出来ようと、一音一音を大切にしてほしいと思います。
もっと、この方の映像が輝くように期待しています。

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