ワイヤレスステレオイヤフォン

ワイヤレスステレオイヤフォンは、右と左で音質に差があります。「えっ、ウソでしょ?」嘘ではありません。
今回は、ブルーツース製品に限ってお話します。

ヘッドホンでも有線タイプ、いわゆる再生機器の音声出力電流を、ヘッドホン本体迄有線で導きいれ、発音体に電流を流して音に変換する形式のものは、再生機器の性能がダイレクトに劣化なしにヘッドホンに送り込まれます。

次にワイヤレスヘッドホンでも、再生機器の電波を受信する機器にヘッドホンのジャックを差し込んで、受信した機器の電源を使って電波を音声出力電流に変換して、ヘッドホン本体を鳴らす仕組みになっています。

最近の左右完全分離型のヘッドホンは、左右のどちらかで電波を受信して、そこからさらにもう片方に電波を飛ばす方式です。
大体は、左で受信して、右の成分だけを左から再送信しています。
考えてもみてください。受信して再送信する電力と、受信した側の電波を音声信号に変換して、それなりの出力電流に変えて、片chを鳴らすことをしているわけです。

この部分だけとっても、音の質をどうのと言えるレベルではないことは明白な事実です。いくらデジタルは………と気張ったところで、いろいろな関門を取って最後の耳に届く音声を発するのですから、そして、あの小さい筐体の中のそれだけの機能部品を詰め込んだうえで、それらを作動させるための電源が入っているのですから、いくら気張ったところで、ワイヤード型に匹敵する音質を再現することは、まず不可能です。

「嘘~、だって結構いい音じゃん。」という反論が聞こえてきそうですが、それは製品を設計した人たちが、イコライジングのカーブを工夫して、ダイナミックレンジを稼ぐような曲線を見つけ出して再生しているからで、それっぽく聞こえるのです。

また、最近は電気楽器の増幅した音しか聞いたことの無い人がかなり増えてしまい、歪みの無い音を知らないのです。ですから、いい音自体の経験が無いと言っていいすぐではない方が、いっぱいいるのです。

ちなみに、極めて最近の製品では、左右それぞれペアリングを行って、片chの負担を減らして、均等にしたものも出てきていますが、これはこれで、発信側の機器を二つ使うわけで、そこに同等の音質を揃えることは極めて難しい問題が潜んでいます。

ただ、誤解の無いように言っておきますが、音を聞く環境が、外部暗騒音レベルの高いところなら、こんな細かな差は聞き取れません。
だから、こんなもんで十分という思想で作られている製品も多いというお話です。

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