自動車雑誌「B」の変調

実名は書きませんが、自動車雑誌「B」が、ここ半年ぐらいおかしいんです。
まず、表紙やスクープイラスト、以前はCGを駆使して描かれた本物と見紛うほどの高クォリティを誇っていたところが、品の無い黄色メインの色遣いの表紙、なんとなくデッサンの狂った新車予想図と、なんでこんなにクォリティが落ちてしまったんだろうと思えるほどの凋落ぶりです。

グラビアページだけではありません。数を頼りの細切れ記事ばかりで、まとまった主張を行ってきた雑誌とはとても思えぬサラッと表面をなでるだけの底の浅い記事ばかりです。いたずらに記事を消費していると言って言い過ぎではありません。
今号も比較記事ばかりで、当たり障りのない結論に終始しています。

思うに、どうもある大メーカーの色がついてしまったようなのです。この大メーカーに対する記事は、手緩い評価記事ばかりで埋められており、舌鋒鋭く切り込んでいたころのあの若気の至り満載の攻撃的な記事の後は、微塵も見られないほどごますり路線です。
おそらく、経営が苦しくなってきているのでしょうね。

このコロナ禍での出版業界はいったいどんな状況なのでしょうか。
コロナ禍ととくに特定しなくても、出版業界は20年ぐらい前過ぎくらいから長期低落傾向を続けているのです。
特に週刊誌の発行部数の落ちが目立ちます。

唯一、電子出版業界だけが堅調な伸びを示していますが、市場規模はまだまだマダマダ圧倒的に紙媒体が大きいのが現状です。
そんな下にあって老舗でネームバリューもそれなりにある自動車雑誌「B」も、やはり世間の趨勢には逆らえないようなのです。
大メーカーの御用雑誌に成り下がってしまうのか、とても興味のある分野です。

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