雷三日

テレビで気象解説の際に、この「雷三日」を良く使います。少しでも気象に興味があればこの言葉は知っているでしょう。
なぜ、この言葉が出来たかも、けっこう知られていますね。

夏の暑い日差しで暖められた空気は、ぐいぐいと上昇していき上空に寒気が有るとそこで雲が発生し、早い速度で雷雲が発達していきます。
熱い空気は冷たい空気より多くの水蒸気を含むことが出来ます。それが、冷たい空気に触れると一気に水蒸気を吐き出します。これが雲となって、まだ上昇を続けます。

すると雲の中では、水蒸気の粒と粒がこすれ合って、その時に静電気が発生します。静電気は貯まっていき、貯めきれなくなると放電します。これが、雷の正体そのものです。
で、ここで問題になるのが、上空の寒気です。

北極の方に溜まっている寒気は、時折ちぎれて南下してきます。寒気の塊が、熱せられた大地の上空にやってくると、上に書いた原理で雷雲が発達するのです。そして、この寒気の塊が上空にある限り、雷の発生することになるのが夏という季節の特徴で、寒気が有る地点を抜け切るのに概ね三日かかるので、一度雷が発生する条件が揃うと、その状態が三日程度続くので、「雷三日」と言われるのですね。

そして、このような仕組みの雷の事を、「熱雷」と呼びます。
これに対する言葉は「界雷」です。これはどんな仕組みなのでしょうか、調べてみてください。

何にしても、雷は怖いものです。高校生の頃、よく遊びに行っていた大きな公園が有ります。疲れると決まって休む大銀杏の木が有ったのですが、
この木に落雷があったのです。木の下に避難していた数名の高校生が被害に遭い、ニュースにもなりました。
翌朝見に行くと、樹齢ン十年という太いイチョウの幹は真っ二つという表現がぴったりなほどに裂けており、全体が黒く焦げた色に変わっていました。今思い出しても、ゾッとする記憶です。

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