専門家でも間違える

誰でも間違いはある、とは慰めの言葉でも上位にランクされていますが、こと専門家ともなると、間違いは大きな波紋を呼んでしまいます。
以下に二つ例を上げましょう。

一つ目:現役の気象専門の方は誰でしょう?と、ガウンを着せられた三人の男性が、気象用語について説明をし、それを判断材料として本物の気象専門の方を当てるクイズ番組でのことです。
台風の定義について、中心付近の最大風速を述べることが要求されていました。

ちなみに台風とは、「台風(たいふう、英語: Typhoon)は、北西太平洋または南シナ海に存在する熱帯低気圧で、かつ低気圧域内の10分間の平均最大風速が約17.2 m/s(34ノット、風力8)以上にまで発達したものを指す呼称」と定義されています。
つまり、正解は、17.2m/sだったんですが、あろうことか別の数字を言ったのです。

ここでテレビを見ていた私は、自信をもって「この人は違う、何故なら風速は………」と家人に向かって得々と話したものでした。ところが、開けてビックリとなったわけです。

二つ目は、ロングレールについてです。ロングレールとは、継ぎ目間の長さが200m以上のものと定義されています。
最近発刊された元車掌で英語アナウンスで有名になった方のエッセイを読んでいたら、快適な………のために、ロングレールが敷かれています。これは継ぎ目から継ぎ目の長さがすごく長いので、ガタンゴトン音が凄く少ないんですね。(筆者要約)「本当に何百キロと継ぎ目なく続いています。」という表現があったんです。

それはちょっとオーバーでしょう。
日本のロングレールは、最長でも60.4Kmです。敷設区間は東北新幹線の沼宮内-八戸間で、お気付きかもしれませんが、長く敷設できた要因は長大トンネルであり、トンネル内の温度変化がほとんど無いことと、レール締結技術が進化し、温度差による伸縮を吸収(押さえつけ)できる締結装置ができたためです。

このように、あらかじめ正しい情報を知っていた場合、専門家の間違いはすぐにハット引っ掛かるものなんです。
素人と言えど、侮るべからずですぞ、専門家諸氏。

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