東京上空・大火球

2020年7月2日午前2時半ごろ、東京上空に隕石と思われる大火球が出現しました。と言っても時間が時間ですので、その方面のプロの方が撮影した画像を見たのですが、その画像に写っていた光はかなり強烈でした。
今から、7~8年前に、しし座の流星群を見ようと、夜中に起き出して、小一時間流星観測したことが有りますが、その時に北西から南東の空へ、ほとんど視野いっぱいに光を放ちながら飛び退った流星を、1個だけでしたが観測できたことが有りました。

今回のは、入射角がかなり深いので、発光量の変化が凄いのですが、その後どこかに燃え残って落ちて、文字通り隕石として発見されるかもしれません。ニュースなどによれば、アメリカの宇宙ゴミの監視センターでは、地球を周回している1m以上の大きさの物体は把握しているとのこと。
で、今回の火球に関しては、観測対象にはなっていなかったそうなので、サイズ的には1m以下で、おそらく50cmくらいだったのでないかと報道されています。

私が見た大きい流れ星の場合は、入射角が比較的浅かったようで、燃え尽きるまでの一部始終を見届ける前に、視野から消え去ってしまいました。
余りに入射角が低いと、大気圏に突入しても水切りの石のように、大気圏から跳ね返されてしまいます。
この按配が絶妙の時、隕石は長距離を、摩擦熱では発光しながら、上空を飛び退り長時間観測できることになります。

ところで、付け足しの知識を一つ。
流れ星が通過した大気の状態は、高熱のためにイオン化しています。そのため、そこの部分をターゲットにして、電波の打ち上げ角度を調節すると、その電波は非常に遠くまで伝搬することが可能になります。激しい雷の時に発生する低空の電離層(スポラディックE層)と性質が同じなので、極超短波の通信が、一時的にとんでもなく遠い地域とやり取りが可能となります。

これを楽しむDXerと呼ばれるアマチュア無線家も数多く存在します。

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