山田孝男伝説 その42

英語で be natural 「自然に~」という意味ですが、山田孝男氏はその be natural を、それこそごく自然に実践してきた人物でした。
自分の行動と照らし合わせると、be natural の意味が良く理解できると思います。

例えば、「あなたって仕事の進め方は上手いんだけど、ちょっと強引なところが玉にキズね。」と言われて、あなたならどんな反応をしますか。
かなりの人が”強引”の部分にひっかかりを持つでしょう。そして、なにがしかの反応、それも、意外に強い口調の反論を返すことでしょう。

そこのところを、山田氏はこう反応します。「そうですか、強引か~。」となんとも拍子抜けするような、そう、ことわざ風に言えば、暖簾に腕押しとでも言える感じです。あくまで過激な反応を見せないところが、瞑想の達人たる所以かもしれません。
でもこれは実に重要な示唆を含んでいる反応なんです。

精神的なバトルを繰り広げることを意識して挑んでくる相手に対し、いかなる方向からのアタックであっても、すべてそらしてしまう能力こそが、この世界で生き残っていくためには必要不可欠な能力なのですが、これはかなり難しいことも事実です。
なぜなら、人の口は「挑発する」という力が有るからです。

もっとも、この力が無ければ、戦争などが起きるはずもない代わりに、自然の猛威を避ける工夫をせずに、いつまでも穴居人生活を人類はしていたかもしれません。山田孝男という存在は、必要な時に必要な力を奮うことが出来る柔軟な精神力を持っていたのでしょう。
かなり、想像を逞しくしての山田氏礼賛的な文章にしか見えないかもしれませんが、そばで氏の行動を見ていると、それがあまりに自然であることに当座は気づかず、あとになってその力の素晴らしさに気付くといったことが多々ありました。

社会的に突出しようとする野望を持たなかった氏は、静かにこの世を去っていったのですが、本当はもっと社会に有益な行動を取れる人材を育てたかったのでしょう。しかし、人の心は氏の力とは別の次元で、目立とうとするものばかり輩出する時期が有りました。これは、すぐに邪悪に結びつくわけではありませんが、ネガティブな方向に行きがちです。

その一つの例として、ゲシュタルト崩壊が有ります。この項は、長くなりますので、次回に……。

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