巨人ボーイング、どうなる?

737MAXの二度にわたる墜落で、最大の販売の目玉を事実上失ったボーイング。再浮上はなるのでしょうか。今や政府に財政出動をお願いするしかないとの観測もされています。航空機産業は、開発のめどが立つまでの長いリサーチ期間を経て、大手航空会社に新型機や改良型の提案をしています。

首尾よく新型機の提案が認められれば、発注に結びついて、その発注を決定づけた航空会社には、「ローンチカスタマー」の称号が付いて回ります。これは、実に大変な決断です。今や航空機は大型化していますので、ン千万円を切らずに買えるものは有りません。

B737では、ざっくりとした金額ですが、一機で100~140億円、あのバカでかいA380に至っては、520億円とも言われています。ただし、航空機の価格は、単体で語られることは極めてまれで、補充用部品特にエンジンなどを含める関係で、整備上の関連費用も含めての総発注金額がテレビや新聞には発表されます。

それでも、こんなに大きな買い物はそうそうは有りません。ところがもっと驚くことに、お金が無い航空会社になると、機材を購入するのではなく、リースします。リースするということは、当たり前の話ではありますが、リース会社は大量にまとめて機材を用意することになります。となれば、巨大な資金を悠々とまわせるバックが必要不可欠ですね。

巨大製造業の子会社や有数の保険会社のグループ会社が、航空機リース業を手掛けられるだけの資金を用意できるのですね。日本でもSMBCやみずほグループといった金融系のリース会社が有ります。

ただ、余りに資金を食う事業なので、リース会社同士の合併や吸収が当たり前に行われており、少し期間を置いて勢力図を調べると、全く知らない名前になってしまっていることがしばしば起きる業界でもあります。

そんな業界に製品を送り続けることが出来る会社であったボーイングでさえも、今回のMAXの墜落に端を発した、会社の危機には対処しきれず、苦しんでいます。果たして、ボーイングはどうなってしまうのか、当分目が離せません。



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