修学旅行-高校の思い出-3

胸ポケットに知らずに入っていたタバコ=私もタバコ所持の現行犯で捕まることを画策していた連中は、それを意識せずに切り抜けてしまったことに対して、面と向かって嫌味も言えず仕舞いだったことは言うまでもありません。

しかし、彼らとしては何とかして私をはじめとする真面目グループを、悪の道に染まったかのように演出したかったようで、「古都の旅」なる修学旅行の文集を編集し始めたころ、その作文の中にナンパグループについて詳しく書かれたものを発見、匿名で書かれていたために、書いた主は私だということになっていたようなのです。

確かに、文体には個人の癖が出るものですが、私の日ごろの作文のテイストに近いものが認められました。しかし、書いていないものは書いていないと言い切りました。事実、自信をもって言い切ったことから、連中もあきらめたようでした。
後日分かったことですが、✕✕✕をしたりタバコを吸ったグループの事を事細かに聞いていた男の存在が急にクローズアップされました。その男は、修学旅行に参加しなかったのですが、仲間内から聞いた話を複数集めて、編集して真相に近いところまで推理して文章にまとめ上げたものですから、内容はほぼ真実そのものを活写していたのです。

この後、十数人に対して通学停止の処分が下りたのは言うまでもありません。先生方も忸怩(じくじ)たる思いを感じたでしょうが、一番悲嘆にくれたのは、彼らの保護者でしょう。なにも、修学旅行で女子高生をナンパして✕✕✕に及んだのですから。親にとっては世間の物笑いの種になってしまったのですからね。

ところで、この旅行、最初に書いたように生徒自らの発案で出来上がったコースをなぞって行く旅でしたので、コースを考えたメンバーは、ツアーコン並みのガイド力を発揮したので、この面に関しては先生方は及第点以上のものをゲットできたと喜んだものです。

当然ながら、記憶力の一番高い時期であった私たちコース立案者にと取っては、訪れる社寺ごとに、見事なフラッシュバックを感じたものも多く、デジャビュ(既視感)の嵐であったことを申し添えます。

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