ロト6の存在感

長らく宝くじは、事前に印刷された番号が、偶然に当選数字に合致するかで、一喜一憂していたものが、数字を自分で選んで買える宝くじ(=数字選択式宝くじ)が発売されるに及んで、購買層は二分されました。単純な仕組みであっても選択するという行為が意外と受け入れられないのか、ナンバーズやロトを買わない層と、従来のくじと両方を求める層に分かれました。

数字選択式が人気を得たのは、何といっても2000年10月1日から発売されたロト6でしょう。通常賞金では1等が理論上は1億円、キャリーオーバー時は2億円でした。しかしサッカーーくじが発売されるとやや人気に陰りが出てきました。そこで、2011年2月から賞金の配分方法を変更し、1等を2倍にして2億円、キャリーオーバー時は6億円として、その代わり2等~4等の配分を約半分に減らしました。

1等だけ賞金額が多いいびつな今の配分方法のせいで、2等は毎回寂しい金額でしかありません。しかも、この変更からわずか2か月後の4月に今まで週一回木曜日のみの抽選日を月曜日にも設定して週2回にしたため、1回ごとの売り上げが約半分に落ち込みました。そこでテコ入れ的に賞金額がさらに高額なロト7を新たに発売して、人気の盛り上がりを再度企図しましたが、これが大当たり。

最初の知名度がまだ上がらないうちに、キャリーオーバーで1等8億円が同じ店舗で2口も出て、マスコミに取りあがられることになり、これを契機として一挙にロト7の人気が上がりました。これに泡を食ったのがtotoBigでした。キャリーオーバー時に6億円で人気を博していたのが一挙にロト7に人気を奪われそうになったのです。

そこで対策として打ち出されたのが、抽選を数回飛ばして賞金をプールする代わりに、1等賞金を期間限定と謳ってはいますが、10億円とか12億円とかに設定し、宝くじに挑戦してきました。しかし、この数週間抽選が無いというのは、いまのところ痛しかゆしの状況のようです。こうした、高額ゲームの一方で、存在感が薄れ気味なのがロト6です。今のところ、固定ファンがかなりいるようですが、一般にもっと広がって、以前のように1回の総売り上げが40~50億円を越さないと、賞金額自体がチープになってしまいます。

そこで、抜本的な対策を提案します。2等だけ増額するとか、当選本数を増やすとかの策を不定期に打つのです。やはり2等が1千万に届かないようでは魅力が薄れるのも無理はありません。以前、宝くじモニターをしたことが有りますが、お仕着せの設問に回答するだけで、モニター回答者の個人的意見を吸い上げる仕組みが有りませんでしたが、今後のモニター時には、ぜひ在野の斬新な意見を吸い上げる仕組みを取り入れて、宝くじの魅力を上げる工夫を施してもらいたいものです。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント