ゴルゴ13 vs ドローン

ゴルフ場のポールに狙撃の砲弾を意識して当てて、その跳弾が狙撃対象に命中するとか、人工衛星の船外活動の装備で、キラー衛星を打ち落とすなんて言うことをやってのけるスーパースナイパーといえば、ゴルゴ13しかいません。彼はいったいどんな訓練を自分に課しているのでしょうか。
並外れた体力と精神力は、瞑想分野でも素晴らしい能力を見せ、プロの兵器化されたテレパスさえ凌駕する話も出てきます。

もう一つ、忘れてならないのは、近寄る娼婦や女スパイを顔色変えずに性の奴隷にしてしまうこれまた人並外れた精力を持っていつことです。こんなにも多くの能力を兼ね備えさせた作者のさいとう・たかお氏は、いったいどんな人物なんでしょう。しかし、これは長く続いているシリーズだからこその部分も多分にあって、例えば、ゴルゴがマンガとして登場した50年前には、その影さえなかったスマホ・インターネット・ドローンについても、その特徴を機能としてフィーチャーする部分を、その対応策を発表するなど、およそ劇画の範疇を超えています。

しかし、これらの目新しいギミックが登場するや、いち早く作品に登場させ、それらの能力さえ、ゴルゴの手にかかれば、封じ込められてしまうのです。時にドローンに関しては、2016年1月に発表された「ドローン革命」で、その使い方と機材としての発展性を語った上で、それらを打ち破るための発想を披露してくれています。

この方法はまさしくドローンを脅威としてとらえている現在の軍関係に従事している人たちには、目からうろこものでしょう。現在のゴルゴ13は、さいとうプロダクションという組織だった劇画発表集団であり、さいとう氏自身はいわばオーケストラの指揮者のような存在です。仮に、さいとう氏が高齢を理由にこの世界から足を洗ったとしても、このしっかりとした集団が活動する限り、ゴルゴはこの世にあり続ける存在として、紙面の上で定着しています。

先日、ネット上でゴルゴの各作品ごとの紹介記事のサイトを見つけましたが、そういったことが沢山あってもおかしくないほど、ゴルゴの業績は輝かしいものが有ります。(輝かしいのは作品の質であって、狙撃を礼賛しているわけではありませんよ。)でも、そんなサイトに頼らなくても、このシリーズはいつでもどこでも入手可能ですし、小学館でも今良い稼ぎ手はいませんから、手を変え品を変え出版い続けていますから、皆さんは新刊をお読みなることをお勧めします。

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