自動車「あたりが付く」

昔の自動車は新車で購入した場合は、必ず「慣らし運転=あたりを付ける」ことが必須でした。今は工作精度が上がっていますが、昔はエンジン内部の擦れで発生する金属の削りかすを洗い流すために、「エンジンオイルを走行何Kmになったら、取り換えること」と明記されていました。

今でもGT-Rやポルシェのスポーツカーやベンツなどは、取扱説明書にそれぞれの慣らし運転距離やエンジンの回転数の上限とかチョイ乗りの禁止とか、メーカーごとに様々な注意書きが書かれています。ただ、こと日本の普及型自動車に関しては、もう慣らし運転の「な」の字もありません。それくらい工作精度が上がったということです。

ところが逆説めいて申し訳ないのですが、新車を購入してから3000Km走行後と6000Km走行後と1万Km走行後とでは、エンジンの駆動力の中でトルク感が異なることはまごうことのない事実です。いわゆるトルクの盛り上がる回転数に達した時の力強さが、購入直後より1万Km走行したあとのほうが、格段にパワーを感じるのです。

自宅から5分ほどのところに市役所があって、その市役所の前の道路はかなりアップダウンが有り、至近の交差点は周りより一段高くなっています。そこで信号待ちをしているときに、最初の3000Kmぐらいまでは、クリープだけでは少しずり落ちるほどでした。それが、6000Kmくらいになるとクリープだと進みはしないもののずり落ちることはなくなりました。そして、1万Kmを超えた今は、クリープだけで登りだしてしまうまでになりました。

これで、感覚によるばらつきではなく、実際にエンジンのパワーが少し増していることの説明になると思います。実際の運転時の感覚で言えば、エンジンの美味しいところが、もっと美味しくなった感じがして言います。特にカーブで、アクセルを離して自然減速した後、アペックス少し手前でアクセルを踏んだ時の回頭性が良くなっています。

今乗っている車は日産のジューク1.5Lの何の変哲もない小型SUVですが、重さは1300Kgくらいあります。それなのにタイヤは17インチですから、随分と昔の常識とは異なってしまったのですね。

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