記憶媒体とは? -2

昨日は紙媒体のお話でした。これは、情報量は少ないし、スピードは出ないしということで、早々に姿を消しました。この後から、延々と磁気媒体の天下となります。最初の頃は、音声用のカセットテープがデータ格納用に流用され、紙テープ(正確には、紙さん孔テープ)にとって代わりました。パソコンの黎明期には、それなりに普及しましたが、何せカセットテープはテープの走行速度が遅かったので、高速なデータの書き込み/読み込みには不向きでした。

使い勝手の面で、テープのような細長いものは、データのある場所に行きついても、次のデータはまた巻き戻しや早送りでその場所に辿り着くといった動作を繰り返しますから、アクセス速度は気長にお茶でも飲みながら的な気持ちで臨まないと、イライラのしっぱなしになってしまうこと間違いなしの代物だったのです。

ここで形状を円盤状のものにした磁気媒体が登場してきます。フロッピーディスクです。四角形の塩化ビニールのジャケットと呼ばれる入れ物の中に、磁気媒体を塗布して、同心円状の細長いトラックと呼ばれる記録用の道を作り、そこに書き込みます。また、ディスクの最外周には、ディスクうの何丁目何番地には何が入っているという内容の目次を書き込み、コンピューターからあれが見たいというリクエストがあると、まずこの目次を見に行って、該当データの場所を確認して、そこから本データを読み込むといった動作を可能にしました。

この時のサイズがは、最初が8インチ、次が5.25インチ、そして3.5インチとどんどん小型化していきましたが、トラック密度の向上などのさまざまな改良を施されて、フロッピーディスクは、一時期すべてのコンピューターにとってなくてはならない記憶媒体として、爆発的に普及しました。その陰で、ドライブの薄型化小型化には地道な努力が進められました。

しかし、CPUが高速化していくにつれ、取り扱えるデータ量が増えてくると、フロッピーディスクレベルの記憶容量では不足するようになってきました。ここで登場してきたのが、CD-ROMです。オーディオ用のCDをデータ格納用に使用し、その大容量を活かして(650MB~)プログラムの供給媒体に使用されました。あのワープロソフト一太郎はCD-ROM1枚と同等のデータが入っているフロッピディスクを60枚ぐらい同梱して製品を売っていた時期が有りました。これは、CDドライブ付きのPCがほとんど普及していない時期の苦肉の策だったのです。

この項、続く。

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