時効警察

オダギリジョーのはまり役となった「時効警察」がパワーアップして帰ってきました。前回は文字通り「帰ってきた時効警察」でしたが、今度は「時効警察はじめました」 実を言えば、「時効」の中の凶悪犯罪に当たるものについては、2010年4月27日に時効が廃止されています。なので、この番組の復活はあるのか?と思っていましたが、しっかり戻ってきました。

この番組の見どころといえば、芸達者な面々が織りなす本編とは関係ないワンカットが、随所にちりばめられていることです。麻生久美子・ふせえり・江口のりこ・岩松了といった、くせ者ぞろいのキャスティングならではの「切れの良い」寸劇が小気味よく決まっています。しかも、この番組の優れているところは、ずるずると寸劇の残骸を引きずることが無く、本編はしっかりとややシリアスっぽく進めていることでしょう。

この番組、2006年の初出の頃は、予算が少なかったのか、台詞にしても極めて一部の俳優にしかしゃべらせていませんでしたが、回を追うごとに人気が高まるにつれ、ロケにお金がかけらるようになってきて、出演陣のセリフもかなり多様になって来ました。2007年の続編では、好評のご褒美として、ロケが多く行われるようになりました。それだけ、スポンサーからのフィーが多く払われるようになったのかと思ったものです。

そして、新たな今シリーズ、何と12年ぶりの復活ということでどんな風に変容しているかと、少し心配しながら見始めたら、いきなりのきついギャグの嵐に有ってしまいました。初回の前に放映されたスペシャルなどは、冒頭の15分ほどは、爆笑・爆笑・またまた爆笑という具合でした。芸達者の力は凄いものですね。とくに、ふせえり 江口のりこ に至っては、その特徴ある表情が小憎らしいくらい役にはまっていました。

こういった役者に囲まれていると、経験の浅い役者でも感性の鋭いものならば、その芸の神髄を吸収できるでしょう。時効警察、この番組の完成度は、他の低迷する視聴率にあえぐドラマの演出者に見てもらいたいくらいです。コントロールされた御ふざけはこうやるんだと見せつけられているように感じられるかもしれません。今クールもまた、大いに楽しませて貰えるでしょう。

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