北陸新幹線車両水没

それは驚きの光景でした。千曲川の堤防決壊による氾濫の凄さにテレビ画面に釘付けになりましたが、さらに驚いたのがJR東日本の北陸新幹線車両基地の水没画像でした。整然と留置されている車両が7編成(+屋内に3編成)、先頭車から最後尾車まで、おそらくは床と同じくらいのところまでどろ水に浸かっています。

誰が見ても、すぐには使用はできない状態。JR西日本と共同開発したE7系とW7系は、JR東のホームページによれば30編成保有しているとのことですから、何と一度に運用可能車両数が3分の1も減ってしまったことになります。鉄道車両は床下に主要機器を収めていますので、この状況では機器の洗浄を行うにしても、基盤や結線部分のすべてをばらす必要があるでしょう。また、もし内装部分にも浸水していれば、座席のシートすべて交換せざるを得ないでしょう。

最悪廃車との見方も評論のページに載っていますが、機器の交換でかなりの部分は救えるとは思います。それにしても手間と費用は膨大なものになるでしょう。新製時の価格は、1編成で32億円強と!書かれています。当面は20編成での運用を余儀なくされますが、これだけの規模の車両基地は、検査機能も当然備えていますが、その機能もかなりダメージを受けているはずです。

車両の運用に必要な検査を他の基地に割り込ませるにしても、受け入れ側の検査処理能力にも限度がありますから、場合によっては他線の車両の検査に支障をきたす結果となることも懸念される事態です。結果として、運用本数がどれだけ確保できるかが、これからのダイヤ編成上のキーとなります。こういった時の保険というものが有るのかは、門外漢にはアプローチすべき道筋さえ分からないので止めておきますが、仮に有ったとしても高額な掛け金でしょうね。

JR東は財政的にはしっかりとしているので、その面での心配はあまり考慮する必要が無いでしょうが、それでも、営業車両は、走ってしか用役を産み出せませんので、早急なる方策を講じる必要があります。いったいどんな策を打ち出してくるのでしょうか。その方が興味があります。
月並みですが、一刻も早く復旧して貰いたいものですね。

ただ、この地域には、ハザードマップが発表されていて、千曲川が氾濫した場合、最大10mの増水が見込まれている地域であったようなのです。この点が、少し引っ掛かりますね。

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