10月の台風

気象庁のデータを見ていると、1951年から現在までの台風の発生個数を見ていくと、年間発生個数が一番多かったのは、1967年の39個です。また、一年中毎月休みなく発生した年もあって、2015年がその記録した年ですが、発生個数は意外に少なくて、27個です。では、この記録の中で一番発生個数が少なかったのは何時かといえば、2010年の14個です。

では、10月の発生個数を見ていくと、どんな傾向が有るのでしょうか。この68年間の統計を見ると、さすがに0個の年は無くて、最低は1個最高は7個です。発生総個数は1782個、年平均26個強。月別で一番多いのは、やはり8月で、9月・7月・10月の順となっています。
ただ、これは個数だけの話で、強い台風となると圧倒的に秋台風です。

強い台風の指針は中心気圧の低さですが、今回の19号が、歴代の台風の中でもトップクラスの低さです。過去に新聞の天気図上ですが、895hpaという数値をみたことが有ります。しかし、この頃は今ほど海水温が高くなかったので、日本の近海に台風が接近すると、中心気圧が960hpaより高くなって、明らかに衰弱していきました。

しかし、最近は日本近海でも、台風が発達するのに必要といわれている海水温27度のエリアが、急激に拡大してきており、日本近海に接近してきても一向に衰え無くなってしまうことがしばしば起きています。その典型が先の15号です。千葉に接近して上陸しても全然勢力が衰えず、あの大被害を出してしまったのです。

今度の19号は、過去最強クラスと盛んに言われていますが、これは気圧を見れば一目瞭然、何と915hpa!しかも、最低気圧に達してからもう数日経つのにその勢力を維持しているのが何とも不気味です。強風半径650Kmの全域にわたって雲がびっしりと詰まっているのも台風の勢力に衰える兆候が無いことを示しています。

通常、雲の分布はもっとばらつきがあるものなんですが、これだけびっしりですと、それだけ雨の範囲は広いことも意味しています。公共交通機関は早くも計画運休を匂わせるアナウンスを開始していますが、これはたとえ外れたとしても必要な措置です。皆さんも、水・乾電池・ラジオ・懐中電灯・着替え・食料などを、必要十分な分だけ準備しましょう。

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