台風15号

今現在、台風15号がまさに上陸せんとしています。(2019/0909:00:55:00)
関東に上陸する台風のうち、最も厄介なのが今回の台風15号のように、関東のはるか東南東の海上で発生するタイプです。発生してから発達し上陸するまでのライフサイクルの中で、小さな島はともかく、進路上には行方を遮る大きな自然の障害物は存在しません。

そのため、強い勢力を保ったまま関東に接近することが多くなるのです。今回も、当初は990hPaクラスでしたから、さほどの勢力にならないと思っていたら、何と960hPaにまで気圧が下がったではありませんか。一般に、中心気圧がこれくらいまで下がりますと、どんなサイズの台風であれ、かなりの被害をもたらすだけのエネルギーをため込んでいます。

台風はそのエネルギーを、海面から蒸発する水蒸気から得ていますので、海面温度の高さが、即、勢力に影響してきます。ここ数年のように海面温度が太平洋全体で高い場合は、どこで台風が発生しても、勢力は大きくなれる要素が備わっていますので、必然的に接近すれば大雨や強風が吹き荒れます。特に台風の場合は、渦を巻いている雲の真下で、猛烈な風が吹き大量の雨が降ります。

そのうち、エネルギーが風に偏る場合と、雨に偏る場合があります。それで、風台風とか雨台風とか呼ばれることが有るのです。
何年前だったか覚えてはいませんが、9月の25日に、26号台風が突然伊豆諸島沖に発生して、そのまま急激に発達しながら関東を直撃したことが有りました。この時、台風の目は、高尾山の裏側を通過したとのことで、コース的には台風の被害が大きくなる進路の右側がすっぽりと東京を覆い、瞬間最大風速は50m/sを記録しました。

その風のために、高尾山の杉の木が大量に倒れ、その修復には多大な年月を要したと記憶しています。
台風がもたらす膨大な雨は、ある時は乾いた土地を潤す惠となり、ある時は大規模な土砂災害を引き起こす存在ともなります。
それに立ち向かうためにダムが作られ、ダム湖が出来ています。これらの意味するところを、今一度お子さんと一緒の考えてみてはいかがでしょうか。

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