電車の急ブレーキ-2

京急線のトラックとの衝突事故では、何かきな臭いニュースが流されていますが、一番のキモは、列車防護の観点から、緊急停止ボタンを押すと半径1Km伊那の信号はすべて赤になります。仄聞するに、神奈川新町の駅員はトラックの運転手と言葉を交わしている時点で、緊急停止ボタンを押していたそうなんですね。

ニュース等では、約45秒前とのことです。最高時速120Kmの列車が停止するのに必要な距離は600mと、既にこのブログで書きました。
仮に600mを速度を全く緩めずに時速120Kmで走行したら、何秒で走り切るのでしょうか。秒速に直したら約33.3mになりますから、およそ18秒で走り切ることになります。

45秒前に非常停止ボタンが押され、たまたまその瞬間に非常信号灯の点滅で異常を知ったとしたら、現場から1.5Km手前で信号による異常を知り得たことのなります。ただ、現場付近は緩い左カーブになっており、非常信号機が見にくい位置に設置されていた可能性もあると、京急側は認識しているとのことです。

ただ、ここで気になるのは、ATSはしっかり働いていたのかという点です。たとえ運転手が信号を見落としたとしても、侵入した閉塞区間の信号が赤であれば、ATSが作動して、多少なりとも速度を落とさせる方向に働いていなければなりません。ところが京急はまだATSを導入していなかったんですね。

これにはちょっと驚きました。しかし、京成電鉄も同じようにATSはまだ導入検討中とのことです。京成は日暮里から羽田までの特急を運用しており、時速160Kmを盛んに宣伝しています。果たして、現状で危険を察知できるのでしょうか。かなり、心配ですね。

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