シュガー・ベイビー・ラヴ

シュガー・ベイビー・ラヴ シュガー・ベイビー・ラヴ アイ ディドュント……… で、始まるこの曲は、あまり曲調が古びていないせいもあって、いまだにコマーシャルに使われていますが、発表されたのは今から45年前の1974年です。イギリスのバンド「ルーベッツ」のヒット曲ですが、私がこの曲を初めて聞いたのは、この年の春ぐらいから爆発的に流行し始めたBCLの最中でした。

BCL=Broadcasting Listeners :簡単に言えば「放送聴取者」となりますが、海外の短波放送を聞こう、聞いてお便りをしよう、放送内容を克明に記録して報告しよう、そして、放送局のベリカードを集めようとという一大ブームが巻き起こりました。当時はインターネットの「イ」の字もありませんでしたから、短波放送が海外からの情報を直接受信できる手段だったのです。

このブームの仕掛け人は、言うまでもなくあのソニーです。高性能ラジオとして発売された一連のスカイセンサーシリーズの中でも、100万台を超える販売数を記録したのが、ICF-5800通称スカイセンサー5800です。1973年に発売され、20,800円の価格でしたが、これは現在の価値に換算すれば、約10万円近くになるのだそうです。
この機材を手に入れた数日は、ラジオを見るだけでニヤニヤしている自分がいましたね………。

海外の短波局となれば、外国語だからと敬遠されがちですが、当時は大出力で日本語放送を行っている短波局がかなりの数あって、一時は20局程度あったように記憶しています。その中でもダントツの人気を誇ったのが、ラジオ・オーストラリアです。日本の真南に位置しますので、季節は正反対ですが、時差が無いため、とても聞きやすかったのです。

そして、この中のベスト10番組で、1974年の8月30日にシュガー・ベイビー・ラヴは、初オンエアされたと、受信ログには書いてあります。この時のSINPOコードは、53433となっています。これは電波の強さとその強弱具合、ノイズの程度、混信の程度を表す指標で、最初の5は電波の強さを表しています。5が最良値ですので、いかに良好な受信状態であったかが窺い知れます。

短波で聞くベスト10は、それだけで異国情緒を感じます。それはフェージングと言う短波特有の現象で、自局から発射された電波が弱めあったり強め合ったりして、結果的に受信音が小さくなったり大きくなったりする現象を指します。こんな下で聞いた、イギリスのヒット曲が、シュガー・ベイビー・ラヴでした。

そして、この曲を聴いて育った年代の方がCMに盛んに使っていますので、まだまだ、色褪せないのですね。最近でも、マクドナルドのCMに使われていました。

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