台風情報の出どころ

台風の季節になると、お馴染みの衛星からの雲画像がテレビに頻繁に登場しますが、今や世界各国で宇宙から撮影したさまざまな情報を共有する機関が出来ています。現在地球を観測している気象衛星と言われるものは、バックアップ基も含めて20基程度が軌道上を周回中です。地球の上空を5つに分けています、西太平洋・東太平洋・西大西洋・東大西洋・インド洋の5つです。

観測する機材も何種類にも分かれています。光学機器では光センサーと近赤外光センサー、電波では反射率の違いを考慮した4つの帯域の波長を発するレーダー、また受動型のセンサーも活用されています。今では、これらの画像を重ねる処理を行って、異常な部分の発見に務めています。光を使ったタイプは、夜間や雲が出ればお手上げですが、解像度はいたって高く見たままなので、分かり易い画像です。

他方、光以外の方式は、雲や夜間に限らず連続して観測できる反面、解像度では光に劣ります。気象衛星に搭載する機器の種類は、無限に増やすわけ行きませんから、どうやったら効率的に運用できるかの解は常に求められているのです。そのため各国の連携は非常に重要になってくるわけです。

日本の気象衛星と言えば「ひまわり」ですが、現役で頑張っているのは、「ひまわり8号」です。バックアップ用として「ひまわり9号」もすでに軌道上に投入されており、8号に何かあれば、いつでも交代できる体制を整えています。昭和57年以降、この体制で頑張ってきています。
そして、もう一つ忘れてならないのがスーパーコンピューターの存在です。

観測されるデータを迅速にさばく必要性があるため、気象用のコンピューターは常に世界トップクラスの性能を持つことが至上命題となっています。最新型は、2018年6月から稼働を開始した日立製作所製のもので、その数値計算能力は18PFLOPSと発表されています。

18PFLOPSって、どう読むの?どれくらい速いの?
当然の疑問ですね。それは次回に!

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