感潮河川

昨日の記事を書くにあたって、いろいろと調べているうちに、「感潮河川」という言葉が目に入りました。
川にまつわる言葉はいろいろありますね。上流・中流・下流とか、1級河川・2級河川とか。伏流なんてことばは、地理の時間に習っていますが、「はて?何だっけ」と首をひねる人も多いでしょうね。。

この感潮河川については、学校の教科書では、お目にかからなかったと思います。
簡単に言ってしまえば、海に注ぐあたりで非常に流れが緩やかになり、潮が満ちてくると海水が逆流してきます。
この現象を感じる河川を、そう呼ぶのです。また、逆流の到達する地点までを、感潮区間と言います。

ただ、この区間は一定ではありません。なぜでしょうか。
そう、海の干満には月と太陽の配置によって、干潮と満潮の差が大きくなったり小さくなったりするからです。この干満の差が大きい時を、大潮を読んでいますが、これの派手な奴が有るんです。

ポロロッカ、この名前をどこかで聞いたことはありませんか。南米の大河アマゾン川の河口付近で起きる大規模な海水の逆流現象のことを指します。日本語では、この現象を「海嘯(かいしょう)」と呼んでいます。別名、潮津波とも言います。ということは、世界各地に同じような大規模な海水の逆流現象が発生する地点があって、それぞれに名前がついているはずです。先日、中国の銭塘江(チェンタンコウ)の逆流の様子を撮影していて、激流に飲み込まれた男性のニュースが流されましたが、この手の危険報道は、いまのところ中国が圧倒的に多いですね。

イギリスでは、この海嘯時をめがけて多くのサーファーが集まってき、大会まで繰り広げられるというのですから、珍しいもん好き、危険好きな輩は世界中にいるんですね。ただ、川からの浮遊物と、海からの浮遊物が此処でぶつかり合ってぐるぐると回っていますので、サーファーには危険がいっぱいのポイントでもあります。

このように見ていくと、川はすべて最後は海にそそぐのだから、全部の川は感潮河川だと思いがちですが、自分より大きい川に合流すると名前がそこで消えてしまう川とか、流れはどんどん地面に吸い込まれて、それ以上流れが追えなくなる川など、川にもさまざまな形態がありますから、これらは感潮河川にはなり得ません。

少し調べたつもりが、深みにはまってしまった?!あっ、洒落ではありませんよ!!

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