飛行機雲

飛行機雲 澄み渡った空に、素晴らしい勢いで伸びていく様は、まことに美しい光景です。
別名コントレール いい響きですよね。この飛行機雲の世界での変化にお気付きでしょうか。

1990年代前後では、飛行機雲は圧倒的に4本の筋でした。言うまでもなく、ボーイング747が空の覇権を握っていたからです。
時を前後して活躍した機体に、ロッキードトライスターとダグラスDC-10があります。
両機種とも三発機で、飛行機100年の歴史の中でも、三発機がこれほど活躍した時期はありません。

にもかかわらず、あまりにB747がベストセラーとなったために、準メジャーぐらいの地位に甘んじることになってしまいました。
それでも、日本自体に元気があったころなので、エアバスのA300を加えた当時の人気機種すべてが日本の空を飛んでいました。
ですから、そのコントレールを見つけたらなら、それが何の機種か、言い当てることなども子供たちの間では流行っていました。

しかし、時が経ち、安全性の面の飛躍的な改善と大推力エンジンの開発により、より経済性に優れたツインエンジン機が登場すると、あれほどもてはやされたB747ですら、過去の機体になっていったのです。
言うまでもなく、ボーイングの737・767・777・787、エアバスのA310・A320・A330・A340の登場です。

この中で四発機はA340だけで、あとはすべてツインエンジンです。
飛行機雲は当然日本線が主流になっていったのですね。四本に慣れた目には、二本は少し寂しいものがあります。
そんな折、マグダネルダグラスのC-17の飛行姿を間近に見る機会が有りました。

軍用機という決定的な違いはありますが、双発と四発との違いがこれほど大きと思ったことはありませんでした。
それほど、C-17は迫力が有りましたね。今は、双発に長い胴体というシルエットが我が物顔に飛んでいます。
あの巨人機A380も、真っ青です。

最近、再び注目されてきているSSTは、どんなコントレールを私たちに見せてくれるのでしょうか。

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