MDR-M1ST 

「MDR-M1ST」
長いことスタジオマスターとして広く使われていたMDR-CD900STの後継機種が、ついに発表されました。MDR-CD900STの前身であるMDR-CD900は、DATが発売される少し前のころに発売された機種ですから、もう35年くらい前になります。

ちなみに、DATって言われて、もうピンとくる人が減りましたね。Digital Audio Tapeが正式名で、市販のCDアルバムをそっくり音質劣化なしに録音できる高性能が、日本レコード協会の猛反発を食って云々という悲しい十字架を背負った製品の名称ですが、性能そのものは素晴らしく、その記録分解能においては、いまだに民生用機器のトップに君臨しています。

このような高性能の機器には、高性能なヘッドホンをということで、私がこのヘッドホンを購入した際、DAT機器の購入も考えの中には入っていました。ちなみに、このヘッドホンの定価は、25,000円でしたから物価を考えればものすごく高いものだったのです。
それを、2割引きで、九州・博多の電気店で購入したのですが、所有欲を大満足させる機種であったことは間違いありません。

この機種があまりに素直に録音された素材を再生することが出来たので、スタジオ用としてマイナーチェンジしてプロ用に売り出したのがMDR-CD900STであることは、ヘッドホンフリークなら知らない人はいません。あまりに長い間生産されてきましたので、部品等は当然変わってきているでしょうが、この数年の激しいハイレゾリューション化の波は、すべての機器に及び始め、ヘッドホンもその例外ではありませんでした。

そして、開発・発表されたのが、MDR-M1STというわけです。スペックは申し分ないものです。
再生周波数の高域は80000Hzと表記されており、誰がそんな高い音聴けるンと突っ込みたくなりますが、それがスペック競争の一端を表しているんですね。まあ、日本ならばこその一面もあるでしょう。

まだ、実際に販売されていませんので、金額はいくらくらいになるのかは見当が付きませんが、ソニーストアでの表記価格は税込みで34,000円程度です。なお正式な販売元は、ソニー・ミュージックソリューションズ株式会社ですので、無償修理の設定は無くすべて有償修理ですから、注意してくださいね。

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