スキージャンプ

スキーでジャンプするという意味ではありません。
これは、航空母艦の甲板の構造を示す言葉です。最新空母の写真を見ると、甲板は真っ平ではなく、反り返っているのを見かけませんか。
それがスキージャンプ甲板です。

どんなメリットが有るんでしょうか。
今までのカタパルト方式では、甲板上を非常なる速度で移動する台車やフックに航空機を引っ張らせ、文字通り打ち出す方式でした。
しかし、垂直離着陸が可能な機体の出現で、必ずしも機体を持ち上げるための揚力を発生させる必要が少無くなりました。

しかし、戦闘機において携行する燃料や弾薬は、発艦時の揚力に比例しますので、前方への進行速度がゼロの垂直離陸では、機体揚力によるペイロードだけではたかが知れています。垂直離陸ではなく、通常発艦式よりもさらに工夫したのがスキージャンプ方式で、空母を離れるときに甲板の反りによって、前方への進行ベクトルが、斜め上方へと強制的に向けられる構造となったことにより、ペイロードが飛躍的に増加します。

これを利用したのがスキージャンプ甲板です。これを最初に採用したのはイギリスです。
イギリスは、結構、新発明が多いのですが、それを発展させる工夫に乏しい国であり、パイオニアでありながら、実際の市場では後塵を拝すことが多い国であることは、既に皆さんご承知の通りです。

日本でも、保有しているヘリコプター母艦を航空母艦に変更しようとの機運が、一部で高まっているようですが、船体の形状とサイズや運用形態を見れば、どう見たってヘリコプター母艦とは名ばかりで、通常の航空母艦と何ら変わるところはありません。
どうせなら、盛大に最新技術てんこ盛りの航空母艦に作り直せば!と嫌みの一つも言ってやりたくなります。

なんたって、空母一式運用までの全費用を含めると、現在の福祉予算と肩を並べるほどの費用が必要なんです。
そんなバカ高いものを作って、果たして、良いのでしょうか。ここから先は、国防と安全にまつわる永遠のテーマに入って行ってしまいますので、ここらで休憩です。

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