旭硝子 AGC

社名変更で、これほど長期間の社名変更周知CMを打つというのは、異例なのではないでしょうか。
「旭硝子」という大変に名が通った社名を、アルファベット3文字「AGC」に変更するという決断は、勇気のいるものだったと思います。

主力製品のガラスは、世界でも有数の規模を誇っており、エレクトロニクス、化学品、セラミックスの比率が上がってきてはいるものの、一般的な常識では社名を変更するほどではないと思える製品バランスです。
にもかかわらず、昨年の7月に社名を変更するや、高橋一生をメーンに据えた社名周知大キャンペーンを打ち続けることになりました。

これを見るにつけ、今はドイツ・ロバートボッシュの傘下に入ってしまった東松山の雄、ヂーゼル機器を思い出します。元々はボッシュ社の燃料噴射装置を国産化するために、多数の自動車・エンジンメーカーの出資でできた会社です。要は、ライセンス生産から始まった会社です。

この会社が、社名変更しました。それが ZEXEL と書いて「ゼクセル」と読ませました。
ネーミング的には、あまりこなれていないもので、耳障りがあまり良くはありません。
しかも、社名変更の周知活動の期間は大変に短かったので、社会的に当初はほとんど浸透しませんでした。

折角名の通った社名であったのに、変更した理由が全く分かりませんでした。
結局、今は、元のライセンシーの会社の傘下にいるので、ますますゼクセルの名は、人々の記憶から急速に薄れていってしまいました。

ただ、ボッシュそのものは、手堅く電動工具と自動車関連部品を扱って有名ですから、現在は何の問題もありませんが………。ヂーゼル機器の「ヂ」にインパクトが有って、捨てがたい魅力を放っていたと今でも思います。

ですから、今回のAGCについては、誰がこう決めたかは別にして、人気絶大の高橋一生のキャラを最大限に全面に押し出した長期にわたるCM戦略は、まことに素晴らしいと思います。





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