空からビラが!

子供のころ、軽飛行機の軽やかな爆音が聞こえてきたら、必ず空を見上げて機影を探しました。
なぜなら、飛行機からビラが撒かれるからなんです。
かなりの枚数が撒かれるのですが、風任せで飛んで行ってしまうので、それを拾うのはかなり困難を伴いました。

だからこそ、何とかゲットしようと当時の私は走り回ったものでした。
飛行機からばらまかれ、風に吹かれて…………今思えば、何ともロマンを掻き立てられる光景ではあります。
ちなみに、こうして撒かれたビラは、文字通り飛んで行ってしまうので、「フライヤー」と言います。

今、ビラを配れば、なんでもかんでもフライヤーというようになってしまいましたが、こんな語源だったこととを覚えていても良いですね、薀蓄ネタではありますが………。
ついでに、チラシってなんでそう呼ぶのかといえば、これはもう有名な「三井越後屋=三越」が、宣伝のために売り出し内容を印刷した紙をまき散らしたことが、語源の一つとして定説になっています。(諸説ありますが…)

では、ビラの語源は?これまた諸説紛々ではありますが、紙の「片」のくたくたした様子の擬態語である「ビラビラした」がもとになっているとのことです。
ビラを撒く、チラシを撒く、ビラを貼る、チラシを貼る、フライヤーを撒く、フライヤーを貼る………さあ、違和感うを感じるものがありますか。

今は、チラシを貼るとは言いません。フライヤーを撒くとも言いません。フライヤーを貼るも使いません。
流石にこれが正しいという用法は、どこにも見つけることが出来ませんが、ビラを撒く、チラシを撒く、ビラを貼る、フライヤーを配るが、全うな使い方として通用していると思っていただければ、まず間違いはありません。

最後に一つ、飛行機から撒くフライヤーは、子供が空を見ながら道路に飛び出して危ないといった理由で、昭和39年に禁止されました。
今考えてみれば、何とものんびりした時代だったんですね。

そして、次回はあの物体の話をしましょう。


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