Mr.Children東京ドーム-3

ミスチルのステージで、舞台装置に類するものを今までは使ったことは記憶にありませんでした。
が、今回は客席に張り出した花道に、分割したせりあがりという、高さを変える仕掛けは目新しかったですが、実は前々から、舞台は一段高いところに設置すれば、観客の目線が前の列の人の頭を見ることなしにアーティストを直視できるなあと思っていました。

図らずも花道のせりあがりは、とてもビジュアル的にも目を引く存在でしたが、実にそのせりあがりの側面にもディプレイがはめ込まれているという凝ったものでした。
ここいら辺は、本当にパッとひらめいたアイデアを「あっ、それいいじゃない、行ってみよう!」的なノリで採用されたもののように思えます。

こういった発想を形にして実際に供することが出来るのは、エネルギーとバイタリティを多々要するものですが、それを実現できるあたり、スタッフは意識が高いのでしょうね。
見ていて嬉しくなる効果的な演出でした。

今回惜しいと思ったものがあります。
それは、レーザー光線の輝度の低さです。白と赤は前回の横浜アリーナの時と同じ高輝度のもので、非常にクッキリとしていましたが、他方、黄色、緑、紫は分散させなければそれなりに輝度は確保できているものの、扇状に拡散させる形状では、スモークを焚いていても存在感が薄くなり、レーザー光の有難味が感じられませんでした。

逆に非常にギミックな感じを受けたのが、EVERYBODY GOES の背景で、ネオン上のサインが煌びやかに点滅する中ソラリゼーション加工された桜井和寿の姿が映し出される演出です。
かなり、マニアックな雰囲気を醸し出すことに成功していましたね。

今や、液晶パネルも価格が下落してきて、何枚も接続できて、それでいて継ぎ目が分からないほどの融和性を持ち、手軽に大画面を構築しても、今回の舞台で使用されていたバックの大画面9枚は、一枚一日当たり約100万円台クラスでレンタル可能になっているんですね。

一般人が使うに高値の花ですが、ミスチルクラスになれば、東京ドーム二日間で10万人も動員できるのですから、興行収入は12億ぐらいになると思われます。となれば、この程度のレンタルは何でもないレベルですね。
やはり、バリューが付いたアーティストには、それだけのエントロピーの極小化が出来る力が有るんです。
素晴らしいことですね。

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