「エアチェック」本当の意味

エアチェックという言葉は、FM放送の普及期に盛んに使われた言葉です。
FMは音が良いので、それをカセットテープに録音することや、それを聞いて楽しむ言葉として、使えわれていました。当時は、FM専門の週間番組表をウリにした週刊誌が発売されていました。

FMファン、週間FM、FMレコパル等です。
あまりにブームになったために、本来の意味がすり替わってしまったようで、あのWIKIPEDIAにも正しい意味が少ししか掲載されていません。

本当のエアチェックとは、放送局がどんな放送をしたのかを、放送時間内すべてを丸々録音しておいて、何かあった場合の記録としていた行為を指すのです。

当時のテープレコーダーの標準は、19cm/s(1秒間に19cm)2トラック(ステレオ録音)でしたが、記録された音声の良し悪しはテープの走行速度に依存していましたので、高音質の代名詞であった、俗称サンパチツートラは、テープの走行速度が1秒間に38.1㎝という規格でした。しかし、放送記録用のテープは10号リール(直径約27㎝)に約1100m(標準の1.5倍の長さ)のテープが巻かれたものを使用していて、しかも、走行スピードが、カセットテープの約半分でした。

オープンという名前の通り、カセットテープのように、閉じられていませんから、リールの直径を大きくして、テープを薄くすれば、相当長いテープを巻いておくことが可能でした。音質は別に高品質を求めていなくて、要はどんな内容のものが放送されていたか分かればよいとする程度でしたので、たまに実際に放送に使われた音源がなくなって、このエアチェックテープからダビングしたものだと、ひどく音質が悪いなと思ったものです。(ただし、そんな経験は1・2度あるだけですが……)

この時代は、オープンリールデッキの堂々たる姿が、ある意味オーディオのディープなファンであることを証明するかのような機材としての象徴としてもてはやされましたね。

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